コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月14日(祝) 有楽町で逢いましょう  -ビジネス - ものづくり-

g450.jpg  都有三号地に移った都庁の跡に東京国際フォーラムが御目見えしたのは97年、日米建設協議の余波で都心のシンボリックな建築であればこそ余計に外国人の設計に委ねられる羽目に陥り、しかも複数に亘る建屋が空中回廊で斜めに結ばれており、確かに外観は近未来的だったかも知れないが、ホール間を跨いでの利用には著しく使い勝手が悪い。
 成るほど多アクセスで外部に開かれた構造は好立地と相俟って解放感を高めてはいようものの、アテンド気質からは導線が多過ぎて対処に苦慮せざるを得ない。事実本日のITS世界大会開会式においても、プレ討論会に訪れる重鎮方の捕捉に四苦八苦、切通しになった地下道を挟んで反対側に隠されたエレベーター口まで全力疾走したりと始まる前からグロッキー気味である。

g451.jpg  高度道路交通システム、厳密にはそれを取り巻く政官関係者の寄り合いには21世紀の幕開け以来携わり続けているが、二度の政権交替を経てその関与度合いも暫し薄れつつあったところに、本来接遇に努めるべき業界団体の不手際が発覚し、恰も非常事態を知らせるラッパの音に誘われるが如くに急遽原退復帰を余儀無くされたと言ってよい。
 ただ亜平・欧・米の三極持ち回りの世界大会が日本にて開催されるのは都合三度目になるが、古くは広報時代に記者対応で訪れた横浜に始まり、万博前の愛知、今般と総嘗めにしているのだから、端から乗り掛かり過ぎた舟とも言える。
 セレモニー続きの初日とはいえITSの中身には微塵も触れることなく、開会式のよさこい躍りのみ眺めてVIPディナーの受け入れに明治記念館へと先回りする。華かなりし披露宴を尻目に再び導線確認後は又もやドアマン宜しく待機し、開会式後の送り出しが想像通り混乱した為か五月雨式に現れたり消え失せたりする要人達の全員到着を確認して、レディースならぬ事務方プログラムの裏番ディナーで漸くひと息付いたのであった。
 立ちんぼで疲労は蓄積されたが、先ず穏当な出足ではなかったか。

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