コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月12日(土) 旅の終わりに  -地域情報 - 東京23区-

g445.jpg  父も小学生時代には夏休みの自由研究に豪奢な欧州旅行記を誂え、クラスを代表して展示に供された記憶があるが、はや一年生にして杉並科学館に陳列されるとは流石に早熟な公資である。
 ただ「科学」のお題にも拘わらず、夏の北海道は旭川動物園旅行記とは微妙に的外れな感があるが、実態は児童歴半年で長文を認め得る時点でクラスで数年に絞られ、自動的に当確ランプが点ったというのが実態らしい。身骨注いだと誇るには程遠く、妻から見ても半ばやっつけ仕事に近かった様だから、道理で当人些か面映ゆいというか然程誇らし気で無かったのも頷ける。
g446.jpg  それでも丁度到来していた父の父、子供逹にとっての祖父との再びの科学館はそれなりに非日常を満喫出来るひと時だったらしい。

 その足で祖父を東京駅に送りがてら、八重洲口に回ってみる。創設時の三階建て丸屋根赤レンガに復原された丸ノ内側には御上りさん宜しく早々に見物を果たしたが、嘗て後ろ髪引かれる様に新幹線上の人となる際には必ず崎陽軒の焼売を求めた大丸百貨店も解体・新設され、遂に再開発の最終工程、御化粧直しとして完成したのが八重洲グランルーフである。
 と理解していたのだが実態は微妙に異なり、地下から三階までの広大なショップ群が本体であって、屋根の付された長大な回廊は外工上の装束に過ぎず、機能的には文字通り通路を超えるものでは無かったのだ。
 高台の見物用施設でもあらば物見遊山をとの目論見は脆くも崩れ、店舗には特段の用は無いし、昼食も混雑したグランルーフから一歩はみ出した従来からの八重洲地下街で済ませると、淡々と駅舎を後にしたのであった。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/2931-a50e56d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad