コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

9月13日(金) Money, it's a gas  -ビジネス - ビジネス-

g403.jpg  愛知への途上、Suica開発者による顛末記「ペンギンが空を飛んだ日」を読了して何時の間にか全国ネットになっていたことを知る。厳密には完全なる相互乗り入れでは無い様だが、事実JR東海でもSuicaは何等の支障なくパスしたのである。
 勿論、Suicaの最大の利便性はキャッシュレスかつわざわざ財布から当該カードを抜き出すことなくワンタッチでの自動改札を可能にし、改札の混雑解消とともにJR東日本の人件費削減に著しく貢献したことに他ならない。当初は非接触を企図したが、コスト面から数秒のタッチに落ち着いたという開発秘話も興味深かったが、確かに財布が分厚いと反応が鈍いケースもままあるものの、確実性に鑑みれば正解だったのではないか。
 ただ同時にEdyをはじめとする電子マネーが対応端末の少なさ以上に、わざわざ電子マネー利用の為だけにチャージをしなければならないという心理的バリアが存在するのに対し、本務たる改札の為に既に金銭の充当されているSuicaは、取り分け構内を基盤とした駅近辺の利用において御財布替わりての活用が余禄として受け止められ、その結果として実質的に国内最大規模の電子マネーとして君臨するに至ったのは寧ろ望外の成果であったのだろう。
 個人的にはマイレージを転用したEdyは高額消費の一部への充当に固定しており、小遣い帳への記載の便からもSuicaの運賃以外への流用には抵抗がある。元よりジュース1本まで厳密にチェックしている訳でもないし、明細を取り寄せれば分類も可能なのだろうが、何と無く何時もニコニコ現金決済の方が手元流動性の変容が如実に実感され、衝動買いに歯止めが掛かる様な幻想があり、カード払いすら通販を除いては原則社用に限定している。
g404.jpg  恐らくはこうしたメンタリティは稀少で、益々IT社会に乗り遅れていくのだろう。子供時分の、既に珍しかった硬券や区切りの良い日付の切符のコレクションは何処に消えたのだろうか。

 夜はすっぽん、清涼飲料で割った生き血は思いのほかスムースな喉越しだったし、甲羅とともに現れた鍋も幸い生前のお姿そのままに御尊顔を拝することもなく美味しゅう頂戴した。
 今更精を付けてどうするとは言う勿れ。

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