コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月16日(金) 幕間のスーパーヒーロー  -テレビ・ラジオ - 仮面ライダー-

g366.jpg  妻の所望と既にチケット購入済のライダーの時間を合致させるべくユナイテッドシネマズ豊島園に早々9時過に到来すると、平日にも拘わらずプールのみならずこちら映画館も長蛇の列とは流石の御盆である。
 おかげで「仮面ライダーを御覧の方は」と空港のチェックイン・カウンター宜しく即席の窓口に案内されたのは、結局ギリギリに参上した者勝ちの様相で恩恵に預かりながらなお一抹の疑念は残ったが、売店の非効率性には更に天を仰がざるを得なかった。
 勿論、マクドナルド宜しく接客と厨房を分離するには多大な人件費を擁し、昨日のプールもそうだった様に、恒常的な混雑が無ければ注文を受けた人物がレジを空けて自ら飲料を汲みに行っても著しいロスは生じなかろうが、責めて混雑が予想される時期にはアルバイトを増員しなければ折角の売上を失いかねないのではないか。
g371.jpg  肝心の映画は前座のキョウリュウジャーは一時OVA扱いに格下げされていたのも宜なるかなの、TV本編と大差の無いお得感丸でなしの作りだったし、ライダーも悪役の陣内孝則氏が吉川晃司氏の最高齢変身記録を更新したという以上の話題性は斎さない内容だった。そもそもこのところTV本編とも縁遠くなっており、にも拘わらず予備知識を欠いても充分に理解出来るお手軽なパラレル・ワールド構造だったが、この時期の定番たる新旧の引き継ぎ、武将にフルーツという一年生の公資ですら一笑に伏していた突飛なモチーフの新作「鎧武」が登場する素振りもなく、カタルシスを欠いた。
g372.jpg  トイザらスまで足を運んでも切り換え末期とはいえライダー・ソフビの在庫も少なく、ウルトラのそれがダウンサイジングの上にカードゲーム的なギミックを加えて様相を一新させた様に、ソフビ人形というジャンルそのものが前時代的な玩具として衰退の道を歩み始めているのだとすれば、マーチャンダイジングに依存せざるを得ない現代特撮そのものの危機に他ならない。

 帰路は練馬区早宮のゴルフ練習場に赴く途上、常に遣り過ごしていた回転寿司・銚子丸。昨今は回転を標榜しても宣伝カーの如くコンベア上には実物なしのケースも少なくないが、こちらは回転した上で職人氏にもオーダー出来る半時代前の良心的な"回転"寿司である。
 わざわざ「煮穴子」と銘記してあるのにも好感が持てるが、無償のあら汁が矢鱈と美味な上に充分に安価で、混んで待たされたのにも納得出来た。この世界はまだまだ奥深い。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/2892-ac14902d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad