コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月12日(月) 呆けの肖像  -趣味・実用 - 写真-

g358.jpg  ボケ味の大きな単焦点に手を染めたのが二年前、直後の横須賀軍港巡りにて"ヘリ空母"の如く異形を有する護衛艦「ひゅうが」を背景にその威力を遺憾無く発揮しながらこのところ御蔵入り状態にあったのには訳がある。
 そもそも50ミリなのである程度メイン被写体から引いて構えなければならないが、それにしてもピントが合わないのは利用者の技量上の支障かと独り合点していたものの、どうやら焦点距離の算出に不具合が生じているらしく、オートフォーカスで滅多にシャッターが降りないのでは使い物にならない。
 当然、レストアに出せば回復するのだろうがそこは悪い癖で、どうせならこの機に画角の広い高スペックに買い換えてもと衝動買いの虫が騒ぎ出す。結果、お盆中のヘッドスケジュールを活用して新宿へ急行、新潟訪問を前にシグマの30ミリ、F1.4を無事入手した。
 価格的にはサードパーティでも純正50ミリの倍額に近似するが、幸い要望もしないのに他の量販店の値付けとの比較から支払い段階でダンピングされ、更にフルサイズ本体導入時のポイントも充当して随分とお買い得感があった。
 実際、ひと度フルサイズに手を染めればサブ機として引き続き重宝する筈だったAPCの存在が霞む程に明るさもボケ味も明らかに格差が認められレンズを新調したくなるのは道理だし、単焦点ならばズームで調整出来ない分、逆説的に足で稼ぐカメラマンチックな動作にも習熟出来るのかも知れない。
 ただストレス解消の道具として冷静に費用対効果を図るには相当ハイスピードな償却が必要だろう。再び鞄の華と化さぬよう果たして使い倒せるだろうか。

 帰ると豪雨で間一髪わが家に辿り着く。このところすんでのところで濡れ鼠を回避しているのは功徳ありか、こんなところで運を使って勿体無いと言うべきか。

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