コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月8日(木) 不磨のタブレット  -政治・経済 - 軍事・安全保障・国防・戦争-

 組織管理の最大の羊蹄が人事であることは官民を問わないから、トップの推進する方向性に見合った人材を適材適所で必要なポジションに充てるのは組織として当然の摂理であり、それが前例に倣わないケースであればある程、当該トップの強い意志が拝察される。
 そもそも法制局とは時代の要請に基づく新たな立法を既存の法体系と整合させるのが職責であって、言わば政策に法解釈を合致させることが求められる。加えて三分の二条項はじめ極めて硬性な成文憲法を持つわが国においては、プライバシーの権利の表現の自由に対する優越など、実定法の新設を通じて実質的な憲法解釈の追加を行ってきた事例も少なくない。
 勿論、何れ然るべき国論が一定の方向性を見出だした時点で憲法改正に踏み切るべく議論は必要だが、期が熟さない段階では憲法の条文を超えない範囲の解釈改憲によって時代の要請と合致させるのは当然の便法であり、自然権として有するが行使しないとされてきた集団的自衛権を解禁するならば国策としての是非こそが問われるべきであって、「前項の目的を達するため」に当たらない戦力に基づく集団的自衛権と憲法との擦り合わせは、法制局の腕の見せ所に他ならない。
 憲法は不磨の大典ではない。外交の延長たる戦争を具現させないのが望ましいのは論を待たないが、国破れて憲法ありでは国家の最大の責務たる国土国民の保護の放棄に他ならない。

g351.jpg  妻が遂にガラケーから乗り換えたと思いきや一挙にiPad miniも導入して来て驚いた。
 おかげでWii-U導入の際に自力救済叶わず有線に帰結したLANも、KDDIサポート・センターの案内で無事スイッチひとつで無線に昇格する余録まで得られるとは幸便である。
 ただマックの信憑性が高いのはデフォルトで余分なアプリを排除しているからと言われる通り、見た限り画面上は会社支給のiPhoneと何等変革ないし、丸坊主にゲームを追加するだけならば、子供達が幼少時からPC操作に馴れるという利点こそあれ、少し大きい割りにに電話は出来ない長物に他ならない。
 書類やらを詰め込んで車中、機内で体裁を整え颯爽とプレゼンしたりする華麗なビジネスマンには凡そ縁遠い、何時の間にかアナクロ・モード全開のわが身を幾分悲歎してみたりもするが、法制局もタブレットも所詮手段と納得してみたりもする。

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