コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月2日(金) 支配下の罠  -スポーツ - プロ野球-

g348.jpg  昨日はシーソーの好ゲーム過ぎて長丁場になり、延長は12回までだったかなどと記憶を手繰りながら不安が過るも、程無く代打高橋の打球がグラウンドに落ち、必要以上にサヨナラに驚喜乱舞したが、本日の様に実に淡々と巨人敗戦で早々に帰路に着くのも何と無く腑に落ちないのだから観衆とは我が儘なものである。
 トレード期限が七月末に伸びたからと言って著しく移籍が増加した訳でもないが、同様に外国人の獲得にも猶予が与えられた形となるから、クライマックス・シリーズ施行により三位迄に入れば興行的にも増収が見込まれる構造と相俟って、前半戦の結果と睨めっこしながらシーズン中に補強を図る戦術が定型化されて来たという点で、わが国職業野球も米大リーグ的風土に近似して来たと言えなくもない。
 その多くがセコハン外国人の再来日で占められるのも定番だが、中でもフェルナンデス選手の延べ七球団目は常軌を逸していよう。実際にはロッテ、西武、楽天、オリックスでパ・リーグばかり四球団には韓国籍ながら日本人扱いの白仁天選手の例があるが、特筆すべきはロッテ以外の三球団に綺麗に入団順に二循していることで、守備の稚拙さも寄与しているとはいえ究極の便利屋扱いと言えよう。
 七月末という区切りは例えばペナントが絶望的になったチームが選手を売却して利潤を追求し、本来の目途たる戦力充実に逆行しない様に設けられた制限規定であり、米大リーグでは実質的な抜け道が半ば制度化されているが、わが国では数少ない例外たるウェーバー移籍を除いては厳格に適用されている。従って育成選手を含めシーズン中の新規支配下登録もまたこれ以降は認められない。
g339.jpg 詰まり丸三年登板が無くその上2011年からはコーチ名義で復帰を目指していた斉藤投手が退団已む無しに至ったのも今季の出場の可能性が絶たれたからである。元20勝投手の勇姿に再び見えなかったのは残念ではあるが、結果として五年半の長きに亘った余生を面倒見たソフトバンク球団には素直に賞賛の姿勢を示したい。

 会社に突然現れたミッキーとミニーはケーキである。厨房に備え付けられた両氏にはナイフを入れるのも躊躇されようかと思いきや、次に目に映った光景は恰も轢死体と化した悲劇的な光景であった。
 耳のチョコ部分こそ幾分くどいが美味たる味わいだった模様。強くて美味しい元気者、ミッキーマウス、ミッキーマウス、ミッキー、ミッキーマウス。ミニーもお忘れなきよう。

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