コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月1日(木) 悪太郎栄える  -政治・経済 - 2013参議院選挙-

 関係候補同士のデッドヒートに最後のひとりが決まるまで目が離せなかった参院選だが、思えば三年前も同様の展開ながら朝まで開票を追い続けたのが次点争いだったから虚しさはその比ではなかった。
 ただ大中小を問わず選挙区選挙の効力が何れも三ヶ月に過ぎず、それ以降は改めて補欠選挙が行われるのに対し、任期一杯、参院なら丸六年繰り上げの権利を有するのが比例の特色とはいえ、すっかり野球評論家に落ち着いていた堀内元巨人軍監督の当選には今更の感を禁じ得ないが、歴史を紐解いてみれば寧ろ大政党においては次点者が繰り上がらないケースの方が珍しく、自由民主党では83年の比例導入以来、次点者は必ずバッチを手にしている。
 中には二回連続繰上という強者も存在し、ボーダーライン上にあった組織の実力をよく表していたのかも知れないが、繰上者そのものが連続して職を失い次々々まで当選というケースすらあり繰上癖とも言うべき傾向すら伺えよう。
g338.jpg  勿論、昨今は議員の任期中の逝去よりは衆院への鞍替えに伴う補充が多くを占めているのは、自民の70歳出馬定年の大原則など政党側も野放図な入れ替えを良しとしない姿勢が伺えるが、不祥事含め潜在的にそのリスクをゼロにすることは不可能である。
 堀内氏も巨人軍や球界で要職に就いていたら辞退に追い込まれた可能性が高いし、実際片山虎之助議員に不測の事態が生じたとして中畑監督が赤絨毯を踏むのは道義的に許されなかろう。そもそも当時の川上監督に辞退された縁で長島茂雄氏を仲人に仰いだことから長島派と目され、一方で第一次藤田政権で兼任、続く王政権前半に投手コーチを務めながら、長島復権とともに第二次政権でヘッドコーチに抜擢されたのが監督引いては政界への道を拓くことに繋がったのだとすれば、巡り合わせの妙である。
 石井議員という前例こそあれ、堀内先生には読売プロパー初の国会議員として文教、スポーツ振興に留まらずマスメディアと政界の架け橋としても是非とも機能して戴きたい。

 無事北の国から帰還してお仕事復帰、夜は奇しくもドームからとなった。

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