コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

7月20日(土) 呼んでいるあの声は  -テレビ・ラジオ - 特撮ヒーロー-

g296.jpg  サンダーバードの本邦初放映は66年であるから私は当然リアルタイムの世代ではない。しかしながら第三次ウルトラへの導火線となった70年代末の早朝再放送枠に、恐らくは等しく特撮という括りからだろうか、円谷やピープロのそれと並んでラインアップされていたことから強い印象を残している。
g297.jpg  だから今般のサンダーバード展にわが子を率いて訪れたのも純然たる父主導であったが、特撮博擬きの一部演出には好感が持てたし、子供向け仕様ながら消化作業に従事しているといきなり2号が浮上してくるアトラクション(左写真)も据えられてはいたものの、表題たる「サンダーバードの描く未来」としてはエネルギー問題はじめ矢鱈と現実的なパネル展示ばかりに終始しており、操り人形でありながら口の動きはコンピューター制御という空前にして絶後たるサンダーバードの造詣そのものがあり得べき未来の示唆であっただけに、もう少し大伴昌司的な、一見科学的に映る過剰な想像力を働かせて欲しかった。
 ただ会場そのものが日本科学未来館であるから「科学」を逸脱した振る舞いには及び難かったのかも知れない。子供達にとっては既にスポーツジムの課外教科で訪れた常設展示に再見し、二進法への変換というデジタルの構造をアナログ的に見せる物理モデルや、自転車に股がった村田製作所の小型バランス維持ロボットの方が余程興味深かったろう。
g298.jpg  地球の外周を月の如くに回遊する形で上階へと登り、宇宙と並んで過大なスペースを有する医療分野にわが国産業のもうひとつの未来を窺わせ、更に深海のしんかい6500(写真)も拝察して現在に回帰した。
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 しかしながらこれで一件落着たらないのが本日の味噌で、遅めの昼にと神保町に急行する。敢えて展示に足を運んだのは過日久々に書店街を訪れ、ここサンダーバードカフェを発見した邂逅に触発されたと言っても過言ではない。
 要は仮面ダイナーの二番煎じ、等しくハワイ料理なのは経営も同じくカラオケのパセラだからだが、島は島でも南洋の孤島とは些かイメージが異なろう。
 ライダーよりは幾分飾り物も少な目だが、一号以下形取った食材の盛り付け造形はそれなりのイメージ喚起には寄与しそうではある。
 災害救助を主眼としながら組織悪とも戦う、然ながらわが自衛隊PKO活動の先駆の如きながら家族経営の牧歌さを併せ持つ秘密組織、個人的にはペネロープ号、更に言えばその主よりも運転のパーカー氏の風貌が印象的だが、流石にそんな氏をそのまま体現したメニューはありませんでした。

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