コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

7月1日(月) アースをお忘れなく  -政治・経済 - 選挙-

 秘書の羊蹄は業務執行の参謀役である前に避雷針でなければならない、というのは理性では理解していても辺りは俄かにかき曇り、想定以上の落雷が重なると地面へと回送する許容電荷の範を超え、強い磁性を帯びた刃が自らを蝕むが如くに精神乃至は感情が声無き雄叫びを齋す局面もある。
 その際にはもうひとつの役回り、未だ良きトランキライザーたり得ずと自戒する他は無いが、釦を押し間違えて火に油を注ぐ展開に陥ったりすると、こちらにも安定剤が欲しいと嘆くのは、十年早いのだろう。
 個人商店色の濃い部局内でもあれやこれやと諌められ避雷針変じてスペルゲン反射鏡にならぬ様、努めて顔で笑って隠忍自重の日々である。

g271.jpg 午後は単身愛知県は刈谷市に遠征する。企業城下町らしく殺風景極まりない中に公的機関のハコものだけが矢膤と立派で異彩を放っているのは財政の豊かさを物語っていよう。
 帰路のみアテンダーという緩いお仕事だが、蓋を開けてみると企業集団の各社に既知の顔触れが並び、幸か不幸か自らもまた馬齢を重ねてきた事実を思い知る。
 本編会議中も裏で調整事が絶えず、思いのほかヘッド・スケジュールでも無かったが、名古屋駅まで送り届けて御役御免と思いきや、俄か打ち合わせの人員にカウントされ公示も間近の候補者との軽く一杯の御相伴に預かるとは、陣営の末席に連なった様な充足感もあり、午前中の葛藤を差っ引いて余りある一日だったのではなかろうか。

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