コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月15日(日) 仮面ダイナー  -テレビ・ラジオ - 特撮ヒーロー-

f161.jpg 偶々手に取った「魂の仮面ライダー 爆談!!」なる、昭和ライダーの裏話しやマニアックな突っ込み満載の書籍を興味深く読んだが、触発されて執筆者である村枝賢一氏の漫画「仮面ライダー SPIRITS」も早速ツタヤdiscasで全巻を借りて仕舞った。
 Xからストロンガーまではリアルタイムでほぼ毎回視聴していたし、長じてなおキカイダーやイナズマン同様に復刻された石森章太郎氏の原作漫画も読み漁った割には、ウルトラマンに比してライダーへの思い入れは小さい。
 従ってもう十年程前に友人からこの「スピリッツ」を薦められた際にも敢えて見送っていたのだが、幻の10号ライダー・ゼクロスを主人公にもしTVシリーズが製作されていればかくやとの展開は非常に興味深いものの、微に入り細に渡り1号からスーパーワンまでの往時の雑誌等に掲載された裏設定、或いは外伝の類を活用と解説されても正直よく判らない。
f162.jpg ただウルトラにもスピンアウト的な内山まもる氏の漫画シリーズがあった様に、原作を凌駕しかねない派生譚の存在はその世界観が広く万般に共有されていればこそであり、本編の普遍性を裏付けるものに他ならない。かく言う私も雑誌「宇宙船」に連載されていたライダーのプロデューサー・平山亨氏の筆に依る地獄大使と暗闇大使の生い立ちに関わるエピソードが思い起こされ、そこには非道く感嘆したのだから、フリーク度が高まれば尚更であるのは推して知るべしだろう。

 恐らくそこ迄ではなくとも嘗てのファン層を対象に、池袋の「仮面ライダー・ザ・ダイナー」は新設されたのだろう。ナムコが経営母体の小テーマパークの体裁を選んだウルトラに対し、カラオケのパセラとライダーの結び付きは幾分奇異ではあるが、今もTV放送が継続され若手俳優の登竜門たる位置付けすら獲得したライダーには児童層以外にも充分訴求力があると踏んでの「飲み屋」型の店舗展開なのではないか。
f163.jpg f164.jpg f165.jpg
 現に店内には親子連れとその筋と思しき顔触れが凡そ半ばしているが、児童へのPRが皆無に等しい事実に鑑みても、私も含め子供をショッカー首領の椅子に座らせ嬉々としてカメラを構える親世代が牽引力となっているのは疑いない。
 思わず腹の調子が思わしくないにも拘わらず、最も怪人の様相を忠実に再現していると想定された「十面鬼ゴルゴスの古代インカ風炒め」(写真)を注文して仕舞ったが、Xからストロンガーのメニューは期間限定で一年掛けて平成ライダーまで完遂するとの解説であった。
 果たしてこのコンセプトが一年も持つものなのか、取り分け平成ライダー前期は親世代にも大義名分として同伴される子世代にもアピールに欠けるのではないか危惧されるところだが、ストロンガーやスカイライダーが誰が主人公か定かでなくなる程に歴代ライダーの客演に終始した様に、集客力が落ちれば今はショッカー戦闘員を模した衣装を纏うだけの店員が「イー!」と叫んだり、日替わりで着包みのライダーが登壇といった梃子入れが施されるのかも知れない。
 ディケイドやWのメニューが並びまで生き永らえていたら再び訪れてみたい。なお「スピリッツ=蒸留酒」もありました。

コメント

一度行ってみます

面白そうだね。一度行ってみます!

  • 2011/05/23(月) 09:21:33 |
  • URL |
  • 上田谷 #-
  • [ 編集]

是非

是非とも。味はXのラーメン以外は思いのほかまともでした!

  • 2011/05/24(火) 10:42:13 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集]

ブランチで

やってました!
下の子が興味を示したので、
B.D.プレゼントとして連れて行こうかな?

  • 2011/05/28(土) 14:36:09 |
  • URL |
  • 石塚 #-
  • [ 編集]

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