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コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月27日(水) 七つの子  -育児 - パパ育児日記。-

e891.jpg 人の性格は持って生まれたものなのか、後天的な影響が大きいのか、それは判らないが、長男の臆病でありながら衆目の視線を集めたく、寂しがりやでありながら必ずしもコミュニケーションに長けない性格を見ていると、扁桃腺が弱くすぐ熱を出す身体的特徴とともにつくづく自分に似たものを感じさせられる。
 幼き日々において天衣無縫だったわが身が、やがて善意ばかりでない他者との交わりを経験し、必要以上のパーソナル・スペースを設けて距離感を置くと同時に、そのスペースに踏み込まれることを渇望する二律背反的な人格が形成されてきた過程を振り返ると、たとえ少々落ち着きが無い、お行儀が悪いと言われようとも、願わくば優等生になるよりは今の朗らかさを保ったまま長じて欲しいと父は切に思う。
 祐旭、七歳。

e886.jpg  今年のプレゼントは本人の希望を容れ、Wiとの勘案のうえ野球盤とはアナクロである。
 野球経験にも乏しいのに遊戯先行とはインドア派らしい選択だが、贈答側の論理としては、通常投げて打ってから始まるところ、先ずは野球のルールから親しませようとの思惑である。
 しかし実際に祐旭と公資にプレイさせてみると空振りばかりなので父が打者役を買って出たが、等しく全く当たらない。結局バスターの如くホームベース上にバットを構え、そのまま振り切る変則打法を採用せざるを得なくなった。
 これでは実際のバッティングもそういうものと勘違いしまいか。野球盤にも運動神経や実戦経験が影響するのならば、親子揃いも揃ってノンセンスというだけかも知れないのだが。

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