世は挙げてカロリーオフ・カロリーゼロ流行りだが、明らかに甘みが減って清涼飲料たる資格に欠けるとの憤りに駆られる私の如き消費者は小数派なのだろう。遂にはカルピスソーダの「ゼロリフレッシュ」迄誕生するるに到ってはカルピスウォーターも立つ瀬が無いのでは慮って仕舞うが。そう思いながら愛飲しているDAKARAの2lペットボトルを見るとデカデカとした「0」表示が嫌が応でも目に付く。然らばカロリーゼロでこの味なら充分及第点ではないかと悦に入ったが、よくよく目を凝らすとその直下にひっそりと「砂糖・脂質・食塩ゼロ」とあり、更にはしっかり「カロリーオフ」と明示されているではないか。健康増進法により食品は100g当たり40kcal未満、同飲料品は20kcal以下はカロリーオフ、5kcal未満はノンカロリー、カロリーゼロ表示が認められており、即ち砂糖・脂質・食塩はゼロかも知れないが、立派にカロリーは含有している訳である。更に言えば「無糖」も100g当たり糖類0.5g以下を意味する代名詞に過ぎないし、果糖ぶどう糖液糖が使われているのだから砂糖だけゼロでも仕方ないとも言える。道理で数あるスポーツ飲料の中でも最も私の好みに合致する筈である。確かに胃酸過多気味の症状には優しいとは言えるかも知れないが、がぶ飲みすれば太ること請け合いだろう。
子供達は清涼飲料は好きでもそれ以上に牛乳を摂取しているし、油系も今のところポテトとチキンナゲット程度しか食べないから、お子様ランチの類でも揚げ物は押しなべて父の皿に配給されるので、ひとりオイルオン、カロリーオン生活である。加えて今日は宴席で何故か単身日本酒を飲み続けており、確かに体質に合うのか麦酒や焼酎よりも悪酔いしないのは事実だが、こちらも豊満なわが腹部を更に逞しく充実させそうである。ただ闇雲に体重ばかり気に掛けても意味が無いので、四十になったら人間ドックにでも入って今後の在り方を熟考したい。



