コラム堀内一三

〜粥川善洋の四方山コラム〜

8月3日(日) キャンプだホイ!  -育児 - パパ育児日記。-

d714.jpg キャンプという言葉に身近に接したのは一体何年振りだろう。勿論大学時代や卒業間もない頃にサークルの友人達と浜辺や川縁でバーベキューに興じた記憶はあるが、その都度鍋奉行ならぬ世話好きな鉄板奉行が居て御相伴に預かるだけだったから余り労苦を覚えた記憶はないし、そもそもキャンプと称される範疇には至っていなかったろう。
 従って今般、恐らく初めての本格的な「キャンプ」に赴いたのも当然わが家の発案ではなく、祐旭の幼稚園同級生父母の音頭による四家合同の実施であった。向かう先は埼玉県名栗村、青梅の北西に位置し飯能市にほど近く、白雲山に聳え立つ鳥居観音がアクセントになっている。
 6時半に杉並を出て8時半前に到着とは何と酔狂なと目を丸くしていたが、驚くなかれ既に駐車場は埋まり始めている。昏々と眠り続ける公資を余処に早朝叩き起こされた上に自動車移動に飽きた祐旭は頭が痛い、足が痛いと喚き続けた揚句に「川には入らない」と高らかに宣言していたが、到着するや一転裸足で駆け降りていく。しかし祐旭に倣い靴を脱いだ父は石だらけの川底を歩くことすら能わない。子供は皮膚が柔らかいのか、私の内蔵が悪いのだろうか。
 テント設営や炭を起こしたりの準備作業には戦力として殆ど役立たないので早々に川と戯れる幼児の監督に着任したが、何代朝が早いのでひと足先に祐旭と丘に上がりバクバクと肉を食い漁り、今度は一家四人揃って水遊びに興じさて疲れてきたからそろそろと時計に目を遣ると未だ昼過ぎではないか。一旦テントで仮眠し再参入するが、15時過には続いて祐旭も川に飽きたか疲れたか、父を誘って入口とバーベキュー場を結ぶ丸田橋上の往復に方向転換するとは、嗜好も体力も父に似た息子である。
d715.jpg 公資も再び睡魔に負け、いい加減に退散したくなったわが家だが、他の幼児陣は蛙を捕えたり、恐らく20代位の若者達と水鉄砲を打ち合ったしながらと一向に上がってくる気配がない。結局閉場の17時前まで粘ったから、てっきり往路に見掛けひと風呂浴びりには好都合と夢想した温泉なぞ見向きもされない。
 素足が痛かったり汚いトイレが駄目だったり弱点が多いのはよく理解していたが、嗚呼矢張りわが家は自己完結能力に優れたアウトドア派でなく、高コストでも温泉旅館に一泊の上げ膳据え膳派であると痛感した。帰り際キャンプ用品をえっちらおっちら総員車まで運び、しかも私以外のお父さん二氏は再びハンドル握って渋滞のなか杉並まで直行である。この上休みが不定期な両氏は昨日も明日も仕事だというではないか。人間体力である。次回はキャンピングカーを購入出来る身分になってから華麗に出陣したい。

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