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コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月21日(土) 緊張と脱力  -スポーツ - ゴルフ-

f2.jpg 到着後実に3時間を擁してのラウンドは、いきなり500ヤードを超えるロングでティーショット、3W、7Wと何れもナイス・ショットの3オン。パーは逃したものの、取り分けウッドの好調が続き、この年で、と言う程老けてはいないが苦節十数年、漸く力を入れずに振り抜く意義が判ってきたとの感慨を斎した。
 後半に至り今度は力を抜き過ぎて振り切りが甘くなったか、右への吹き抜けが頻発したのは課題として残ったが、まともに当たれば大きいだろうというショートで3Wでダフったのが幸いして50cm以内に寄るバーディーあり、通常180yを超えることの無いドライバーで220を記録するホールも登場するなど、再三のアプローチミスにも拘わらず101ならば、我ながら着実な進歩を誉めてやりたくなる。
 恐らく年配の方々との同伴で、終始カートにも乗らず歩き続けた上に、スコアよりも接遇と緊張感を維持し続けたのも功を奏したのだろうか。満振りせずスコアメイクに専心された御仁が、後半は諸々試行錯誤の顛末とその結果分析をされており、常々好調でも不調でも因果関係が「判らない」で終わって仕舞う当方からすると、アマチュア・ゴルファーもかく思考を巡らし、かつそれを実践し得るものなのかと深い感銘を受けた。
 まだまだ道は遠いが、二歩下がっても三歩進めと心に期したい。

 交流戦に入り広島カープがDHに投手を起用し、対戦相手の岡田監督から当て馬不可を指摘されるひと幕があった。
 指命代打は相手の先発投手が変わらない限り一打席を終えるまで交替出来ないとの現行規程に改訂された82年に、上田阪急で「四番山沖」のうっかりミスがあったのを野村監督は知らなかったのだろうか。
 特定の幹部候補生だけ厚遇し、配慮して2000本安打も達成させ、他はコスト削減のためにFAで売り払う広島商法の弊害がここにも、とは言い過ぎか。