コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月31日(日) 世界の国へこんにちは  -スポーツ - ゴルフ-

e892.jpg 台風一過と思いきやどんよりとした天候の中、又しても棒振りである。昨今自覚的には昇り調子であるだけに練習にも励み、かつ相当に距離の短いサービス・コースに期するところがあった。
 しかしながらドライバーは最初だけ、ウッドは引っ掛けのチョロ連発、アプローチはトップばかりと悲惨の極みである。それでもダイヤモンドを含み通算16点のパッティングに救われ、前半は50。後半も残り2ホールをダボとボギーなら百切りの緊張感を維持する域までには何とか辿り着いたのは、結果として最期に撃沈して百を超えたとしても御の字ではなかったか。
 しかし運転の愁いもなく、頓に後半は絵に描いた様な酔いどれゴルフであった。確かに力が抜けて自然なスイングとなる効用も期待出来なくはないが、一方で本年唯二つの二桁スコアの何れもが自走によるものであったとは記録は雄弁である。さて次回は敢えて自ら車を出すか、飲み介の欲望を優先するか、思案のしどころである。

e764.jpg 羽田空港滑走路拡張に伴う新国際線ターミナルが遂に起動した。
 本邦二大航空会社の一番機争いは些か滑稽なものがあったとしても、新左翼の最期の砦たる成田闘争華やかなりし時分に留まらず、その代償の大きさ故にたとえ技術的に拡張が可能になる日が訪れたとしても、定期国際便が羽田に帰って来る日が訪れようとはつい昨今まで夢想だに出来なかったがために、今昔の感に堪えない。
 過去のいきさつと投下資本を現実の国際競争力上の要請が上回った結果の政策転換という好例だろう。為さねばならぬ何事も。

10月30日(土) カボチャの気持ち  -育児 - パパ育児日記。-

e888.jpg わが国にハロウィンが喧伝される様になったのが私が大学生の時分であったのは、過剰流動性の対象たるイベントの題材を求めていたバブル期の気風と無縁ではあるまい。ただ一般人が大手を振って仮装に戯れ得るのは萩本欽一氏のTV番組や大名行列を模した祭りに限られていたから、広くバンキに仮装文化を解放した功績は、嘗て友人の御成婚二次会で舞踏隊隊長として采配を奮った身の上として理解出来る。
e894.jpg して本日は年中行事と化した大学時代の友人夫妻主宰のハロウィン・パーティーに、台風のなか遠路戸塚まで駆け付けた。ホストを含め四夫妻計九名を数えた子供集団に内弁慶のわが家の兄弟は圧倒されていたが、昼過ぎには馴染んでいたので引っ込み思案度も父よりは十二分に優秀である。或いは二人セットであることも好循環を斎しているのかも知れない。
 残念ながら庭でのバーベキューは叶わなかったが、建替えられた立派な新築家屋にて仮装に挑むと、意外にも公資が電池まで用いた大仰なギミックで送風により膨らむカボチャの着用を拒んだため急遽祐旭がピンチヒッターに立ち、祐旭に用意したスパイダーマンは哀れ父にお鉢が回ってきたから堪らない。父は明らかに小さ過ぎて変身に失敗した偽ヒーローの如くだし、二人とも早々に着替えたために漸くクイズ大会が始まる頃にはグロッキー気味である。
 毎度のウルトラマンから新調しての奮闘は好評を博し、仮装大賞に輝いたので所期の目的は果たしたが、運転で酒も入らないまま長時間の広告塔状態に疲労を感じたのは寄る歳波であろうか。
 なお同じ親子四人男児二名の家族構成で似た様な造りながら、わが家の1,5倍近い建屋を持つ新居はパントリーがウォークインだったり、手洗いがトイレから外出しだったり、余裕を持った構造を有していたことを付記しておきたい。

10月29日(金) to be continued  -テレビ・ラジオ - SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~-

e887.jpg わが国のシリーズもの好きには「男はつらいよ」全48作、今月始まった水戸黄門が第42部との例を引くまでもなく定評があるが、ハリー・ポッターはじめハリウッドでも続篇の増殖が認められるのは世界的な発想の限界の現れかも知れないし、昨今の映画、TVドラマにおける漫画原作もの著しい氾濫を見るに付け、安定志向の発露とも感じられる。
 ただ同時に続篇が第一弾を超越した例も少ないから、一歩間違えると昭和期のゴジラの如く著しく惰性に陥り、オリジナルの評価までをも貶める恐れもなしとしない。
 取り分け注意を要するのはキャストを変えて内容だけ引き継ぐ場合であろう。声優が揃って交替したドラえもんが新機軸を目指しながら、結局旧声優陣時代の声質を真似た発声に回帰せざるを得なくなった様に、固定客は変わらないことを求めがちである。
 だからこそ全編を貫く不条理な謎と、微妙な笑いの要素を混在させた犯罪推理ドラマの名作「ケイゾク」の続篇が、一部設定と製作スタッフ、脇を固めるベテラン陣はそのままに主役を一新して製作されると聞いた時には不安と期待の入り交じった感情を隠せなかった。
 その「SPEC」だが、本日までの四回を見る限り前者の危惧が的中したと言わざるを得ない。操作官の特殊能力が解決に結び付く構図は同一でも毛筆からヒントが導き出される過程は余りに唐突だし、中谷美紀氏と渡部篤郎氏に通底する暗さと、その反作用が故により活かされる笑いの要素が、戸田江梨香氏と加瀬亮氏に再現されているとは到底肯んじ得ない。
 恐らく製作サイドもそれを弁えて発表時にあった「ケイゾク2」の冠を落としたのだろうが、竜雷太氏が毎回同一キャラクターで現れている限り、視聴者は中途半端に「ケイゾク」との比較考量に思いを馳せざるを得ない。寧ろ続篇の力量不足故に「ケイゾク」の再評価が高まるとすれば、誠に皮肉な結末ではあるのだが。

 もうひとつ話題作の「フリーター、家を買う」も流し見したが、"鬱"という現代的要素を別にすれば些か前時代的な立身出世譚にしか見えない。
 しかも驚いたのはフリーターである主人公が仕事の喜びに目覚めるのが道路工事現場作業であり、更には明らかに実際に建設中の第二東名を舞台に物語が展開されていることである。
 この時ならぬ公共事業礼賛ドラマが「コンクリートから人」を掲げる現政権へのアンチテーゼなのか、或いはわが国成長戦略の切り札とされるインフラ輸出促進策の諸外国に向けたショーウィンドウたる尖兵であるのかは定かではないが、人気タレントの力を借りるという点で職業教育のあり方に一石を投じたのではないか。

10月27日(水) 七つの子  -育児 - パパ育児日記。-

e891.jpg 人の性格は持って生まれたものなのか、後天的な影響が大きいのか、それは判らないが、長男の臆病でありながら衆目の視線を集めたく、寂しがりやでありながら必ずしもコミュニケーションに長けない性格を見ていると、扁桃腺が弱くすぐ熱を出す身体的特徴とともにつくづく自分に似たものを感じさせられる。
 幼き日々において天衣無縫だったわが身が、やがて善意ばかりでない他者との交わりを経験し、必要以上のパーソナル・スペースを設けて距離感を置くと同時に、そのスペースに踏み込まれることを渇望する二律背反的な人格が形成されてきた過程を振り返ると、たとえ少々落ち着きが無い、お行儀が悪いと言われようとも、願わくば優等生になるよりは今の朗らかさを保ったまま長じて欲しいと父は切に思う。
 祐旭、七歳。

e886.jpg  今年のプレゼントは本人の希望を容れ、Wiとの勘案のうえ野球盤とはアナクロである。
 野球経験にも乏しいのに遊戯先行とはインドア派らしい選択だが、贈答側の論理としては、通常投げて打ってから始まるところ、先ずは野球のルールから親しませようとの思惑である。
 しかし実際に祐旭と公資にプレイさせてみると空振りばかりなので父が打者役を買って出たが、等しく全く当たらない。結局バスターの如くホームベース上にバットを構え、そのまま振り切る変則打法を採用せざるを得なくなった。
 これでは実際のバッティングもそういうものと勘違いしまいか。野球盤にも運動神経や実戦経験が影響するのならば、親子揃いも揃ってノンセンスというだけかも知れないのだが。

10月24日(日) またヘンなものを  -育児 - パパ育児日記。-

e885.jpg  朝風呂を経て、メインエベントたる富士急ハイランドにやって来た。早朝から絶叫アトラクションへと駆け出していく人の群れの中、いち早くトーマスランドへ足を向けたため激しい動きを伴う数機を除き、同ランドを制覇する。公資にはドンピシャでも小学生にトーマスとは遅かりし由良之助だが、比較的幼少嗜好の祐旭にもギリギリ間に合ったと言えようか。中では「ガタゴトだいぼうけん」にトーマスはじめ勢揃いする機関庫(写真)が豪奢だったが、係員がディズニーランドほどカッタツでなく、凡百の遊園地ほど投げやりでなく"演技"する風情が微妙な味わいである。
e882.jpg 水もの設備には矢張り富士急系で自らの幼少期に訪れた旧日本ランド以来の愛着があったのと、富士急ならではをひとつと巨大招き猫のモニュメントも輝かしき「ナガシマスカ」に祐旭を誘導してみたが、既に待ち時間が長く退散を余儀なくされ、ファストパスの活用など下調べの未熟さを痛感させられたのは残念だったが。
 結局、ハム太郎の簡易コースター以外はゴーカートに空中自転車、コーヒーカップに観覧車ではとしまえんと大差ない。そもそも年少者向けはトーマスとハム太郎地区に集約し、本体は絶叫系を目玉にする一方で「ツチノコ発見地帯」や「時給229(富士急)円募集中」の如く所々にクスリと笑える立て看板を配するなど、存外に大人向けの遊園地に変貌しており、コースター系の不得意なわが家には宝の持ち腐れであった。
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右写真はデモ撮影のみ
 考えてみれば地域交通を発端に集客施設を設けて面的支配を企図した富士急の戦略は西の阪急、東の東急の模倣であるが、今やレジャー産業が主軸となり、その屋台骨たる富士急ハイランドはグループの中核に他ならない。それは中部から関東西部にとってディズニーランドやUSJの代替として機能し得る地理的要因に由来し、だからこそ成人対象にシフトした経営姿勢を実感させられた。
 些かコストパフォーマンス的には割に合わなかった感はあるが、関東居住者であれば幼き日に一度は訪れたであろう非日常の世界への再訪は郷愁を誘うものだったのではないか。

10月23日(土) 走れポニー  -育児 - パパ育児日記。-

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奥に富士を臨む
 祐旭の七歳の誕生祝いと引越一周年記念を併せ、秋の一泊旅行に赴いた先は又しても富士サファリパークである。富士自体も二年振り二度目、かつ群馬、バリに続く本年三度目のサファリとは動物フリークにも程があるが、小学生ともなればそろそろ動物園から卒業しても可笑しくない時分だから、集中的に訪れる臨海点としては時宜を得ているとも言える。
e876.jpg ただ流石に重複するのでサファリ本体は自家用車でサラリと回り、ふれ合いに重点を置くこととした。幸い二年前より対象も増えた様で、豚やリスザル、山羊に手づから餌付けしたり、祐旭お気に入りのモルモットや兎、更には異臭漂う犬の館で様々な犬達を抱きかかえたりと好評である。動物に縁の薄かった父には祐旭の抱っこ好きが何に由来するものか判然としないが、公資が怖がってなかなか動物に手を出さないのと対照的である。或いは公資の時分の祐旭も臆病だったとすれば、お年頃の為せる業だろうか。
 白眉は矢張り一昨年も到来したミニチュア牧場で、丁度出走前のポニーの厩務体験があり、祐旭が馬の毛並み、蹄の手入れ、ゼッケン附与を為し遂げた六番馬がダービーにて二位と健闘したのが、一寸したキッザニア擬きであった。

e877.jpge879.jpg 実は今般の旅の目途のひとつは嘗て経団連ゲストハウス健在なりし時分に、夏の東富士フォーラムで宿泊にあぶれたお付きが夜半、睡眠のためだけに確保したリゾートホテルへの再訪だった。
 そこで夕刻早々に宿地入りしたのだが、往時綺羅星の如く輝いていたハイランドリゾートも十数年を経て随分草臥れているではないか。しかも折角併設されたふじやま温泉も外来客同様に煩雑な手続きで入場かつ退場時には逐一精算しなければならないとは興覚めである。
 この辺りではまだ大規模温泉が少ないのか相当な賑わいだが、それでも風呂そのものを楽しむよりも疲労回復を目途とする湯浴びは、出向時代に一日散々視察してからひと風呂浴びて復活して宴席に向かった日々を思い起こさせた。早々に床に就くのもまたリゾートの醍醐味と心得よう。

10月22日(金) マルチプライズ  -スポーツ - Jリーグ-

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写真は鳥栖スタジアム
 辞任する社長氏も同様だったかも知れないが、大宮アルディージャの水増し騒動で驚いたのはそもそも入場者数のカウント基準が定められていたことだろう。
 しかも実入場数であるところが味噌で、確かに広告料金の目安として何人の目に触れるかという裏付けは重要であるが、分配金の指標のひとつとするならば米大リーグの様な有料入場者数の方が経営努力を表すには合理的であって、ゲートを通った数だと招待券を思い切り頒布したり、NTTの関連企業に動員を掛ければ分配金も増額されるシステムということになって仕舞う。
 確かにJリーグの一名単位までの詳細発表の方針が、消防法上の上限であり実際にはコンサート等でグラウンドをアリーナとして活用しない限り入場出来ない5万5千人の大本営発表を続けていた東京ドームはじめプロ野球の姿勢を改めさせた功績は否定しない。ただ例えば有料入場者数であっても年間指定席を含むか否かといったカウントの仕方にはバリエーションがあり、基準は飽く迄決め事に過ぎない。
 勿論、30万人という数値目標が仇になった面はあろうし、水増しは誉められた行動ではないが、入場者数の管理に血道を上げるよりは寧ろ財務諸表の公表の方が余程健全経営に寄与するのではないだろうか。

 ロッテの初の三位からの日本シリーズ進出はソフトバンクの短期決戦における弱さが再現された形だが、04・05年と異なりリーグ優勝の記録は残るのが不幸中の幸いであったろう。
 ただ1勝のアドバンテージを設けた時点から予定調和的な優勝球団のCS勝利を前提にしていた感があるだけに、折しも不人気を喧伝される中日が順当に勝ち上がれば判官贔屓に加えてリーグ優勝の地位を汚さぬためにと却って力が入るのではないか。何でも米大リーグに倣う謂われはないが、どうしてもコンテンツとしてのCSが欠くべからざるならば、5球団3リーグへのエクスパンションもひとつの検討材料とすべきだろう。

10月20日(水) 第三惑星の歓喜  -地域情報 - 高円寺飯-

e873.jpg 高円寺の飲食店、Planet 3rdは倉庫跡地を改装しただけあって幾重にも入り組んだ複雑な構造で、唐突に中二階にソファー席が現れたりする非日常的空間が魅力の異色の店舗だった。
 その旧店が建物の耐用年数が限界を超えて閉店した後、そのスペースはドラマ「流星の絆」の舞台となり、暗いのか明るいのか判然としない筋立てと、アイドル仕様なのかストーリー重視なのか微妙な内容には魅惑を覚えなかったが、旧Planet 3rdの外観の映り見たさに幾度かチャンネルを合わせたものである。
e874.jpg 考えてみれば地元中の地元で飲むことは、家族か機材運搬の都合から練習スタジオが高円寺固定だったバンド面子との練習後の会合を除けば、10年以上前に今や某団体役員となられた御仁とご近所の誼で場末のクラブ紛いに入ったのと、敢えて沖縄料理を選択するために仲通りに場所を選んだ際をはじめ数える程しかない。だから本日久々に高円寺会合が成立し、果て南口方面で旧知の店はと頭を捻った挙げ句、本年新装なったPlanet 3rdに辿り着いた。
 旧店舗のビルは今も亡霊の如く偉容をさらけ出しているが(左写真)、新店はその蓮向かいながら随分と小洒落たカフェ色を強めている。それもその筈で、運営会社はWIRED CAFEはじめ渋谷近辺から手広く飲食業を手掛けており、寧ろ高円寺に店舗を構えた方が例外と言えよう。
 並行するPAL、ルックの存在から商店街としては機能し難い一方で、本来青梅街道から高円寺駅を経由して早稲田通りまで結ぶ、阿佐ヶ谷における中杉通り同様の存在になる筈が、北口側の再開発反対により南側のみの盲腸道となったために店舗に乏しかった高南通りも、のら犬カフェやバグースなど、漸く新たな使命を見付けた様である。

10月19日(火) 調布基地を追い越さず  -地域情報 - 東京・多摩地域-

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 松任谷由実氏の「中央フリーウェイ」が実際に中央自動車道開通のキャンペーン・ソングであったとは、鉄腕アトムが原子力が薔薇色の未来の象徴であったのと同様に、高速道路が高度成長期の夢の具現として、正のベクトルに満ち溢れていた日々を浮かび上がらせる。
 現実には中央道が「フリー」になり日は訪れず、だから国土交通省道路局においてこの唄は禁句になっているとのエピソードは眉唾ものだが、恐らく第二東名が竣工してもそれをテーマに歌い上げる楽曲は成立しまい。
 その「中央フリーウェイ」に登場する「調布基地」を訪れてみた。23区から向かえば「右に見える競馬場、左はビール工場」の前に調布インターを降りるが、厳密には発表時の76年の三年前に「調布基地」は米軍より全面返還され戦前からの「調布飛行場」に戻っている。しかも帝国陸軍時代の調布飛行場から随分と縮小され味の素スタジアムはじめ再開発も進んでいるから、中央高速が「まるで滑走路」であるのと反比例して滑走路は貧弱だし、そもそも一時間に一、二度コミューター便機が降り立つに過ぎない。
e870.jpg  ただ隣接する飛行機レンタル会社の経営する喫茶「プロペラ・カフェ」に実際に飛行運転教習にも用いられるシュミレーターが一般向けに解放されており、格納庫のセスナ機の運転席にも跨がれるとあったので、旧軍遺構に触れるのも都市変遷派の範疇との理由付けでやって来た。
e872.jpg  実際、乗組員と思しき係員氏の誘導による15分のシュミレーター体験は祐旭には好評であったし、公園に眠る庵対壕にもお目に掛かったが、格納庫見学も含め〆て2500円(喫茶別)とは子供の遊びにしては必ずしも安くない。幸いガラガラだったので丁重に対応戴いたが、平日の夕刻だからなのか、或いは常日頃からこうなのか、マニアックな子連れお出掛けスポット制覇歴は増えたものの、わざわざ会社を休んで小学校の終わる15時から訪れたのは我ながら酔狂の極みであった。
 黄昏がフロントガラスを染める時間はとうに過ぎ、夜空に続かぬ一般道で帰路に着いた。

10月18日(月) 遅蒔きながら  -テレビ・ラジオ - CS,BS番組-

e868.jpg まだ衛星放送がNHKだけだった時代に、日本発の衛星独立チャンネル、しかも料金制を以て登場したWOWWOWには、スクランブルの掛かった画面ゆえ余計に好奇心をかき立てられ、偶に出張で泊まったビジネスホテルで視聴が叶うと、妙に有り難みを感じたものである。
 時は流れてケーブルTV全盛となり、多チャンネルが当たり前となった現代においてなお課金制を維持し続けているのは老舗故の矜持かも知れないが、宅配レンタルやペイTVシステムの普及もあり、随分とその輝きに翳りが見えてきたのもまた事実だろう。
 かくあろうわが家においても嘗てのスカパー、現在のj-com契約下においてなおWOWWOW視聴には至らず、先のWorld Happiness放映が本年はWOWWOWのみと聞いても敢えて見送ってきたが、再放送を前に遂に契約に踏み切って仕舞った。
 電話一本で翌日から見られる垣根の低さとともに、一番組のためにお試し二ヶ月間の半額負担位は気前よく放出する層に見合ったコンテンツを取り揃えるかが鍵という実証例を自ら体現した形だが、じっくり吟味して解約のタイミングを間違えないよう心掛けたい。

 このところATMから足遠くなっていて妻に指摘され漸く第二回の子ども手当が振り込まれていたことに気付く。
 いきなり倍に増えていてたまげたが、年三回の後払いのため四・五月分だった前回比では当然倍増するからくりである。早くもマニフェスト通りの全額支給に切り替わった訳では、勿論ない。
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