コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月30日(金) 仕分けられたメール  -政治・経済 - 民主党・鳩山政権-

e623.jpg 支持率続落の政権の浮沈の懸かる事業仕分け第二弾だが、いきなり「起訴相当」で出鼻を挫かれたためでもなかろうとも、注目度は前回と一変して低い。タイミングを合わせて前回の取り纏め役から大臣に昇任して凱旋した枝野氏の著書も出版され、事業仕分けとは事業そのものの是非ではなく、政策目的にその事業が相応しいかを効果、コスト等から判断するものとの趣旨こそよく理解出来たが、残念ながら「砂被りは開け渡してもお茶屋はそのまま」感を払拭するには到底至らなかったから、矢張り二番煎じでは笛吹けど踊らずもやむを得なかろう。
 ただその著書で「メールによるキャリアカウンセリング事業」が悪の権化の如くに前回の好廃止例として挙げられていたのには驚いた。正直なところこの「キャリメール」が具現化されていたことも知らなかったのには不明を恥じるばかりだったが、何故ならば何を隠そうこれこそ私が前出向先で提言した内容であったからに他ならない。
 勿論提言はキャリメールのみに留まらず、適性検査やeラーニング、バーチャル職場体験、更にはハローワークの求人情報や官民取り混ぜた職業訓練情報にも直結する総合携帯サイト「J-job」の創設を謳っていたのだから摘まみ食いに過ぎないと言えばそれまでだが、自らポンチ絵まで仕立てた政策が一刀両断されているのには流石に憤慨を禁じ得なかった。
 確かに委嘱するキャリアカウンセラーに纏わる過大なコストや、ハローワークとの連携の薄さ、或いは採算ベースに組み込み民間の職業紹介事業に委ねるべきとの批判は傾聴に値しよう。ただ真に職を得たいと苦悩している若者が主たる対象であればこそ、気軽に心情をトロし易いメールによる相談が効果的なのであり、恐らくは回答の中身よりは「話しを聞いて貰う」という行為こそに意義があり、だからこそキャリアコンサルティングでなくキャリアカウンセリングを名乗っているのである。
 人は誰かに相談を持ち掛けようと主体的になり、相談内容を組み上げた時点で既にその答えを自ら見出だしているものであり、相談出来る「相手」の存在こそが鍵という人間心理を理解出来る仕分け人が居なかったのだとすれば、仕分け手法の合理性を逆説的に体現しているのかも知れないが、同時にそこには精緻なシステムを構築せざるを得なかった厚生労働省同様に、事業仕分けそのものの限界もまた表出していると指摘することは出来ないだろうか。

4月29日(祝) 有難き昭和の日  -育児 - パパ育児日記。-

e610.jpg 昭和の日当日に昭和記念公園に赴くとは見上げた保守主義者振りと礼賛されるべきであろうか。勿論、お目当ては亡き昭和天皇陛下の遺徳を顕彰する昭和天皇記念館である。
 立川駅に降り立つと俄かに天気雨で閉口したが、花とみどり文化センター内にひっそりと位置する記念館に無事辿り着く。恐らくは一時的に4月29日がみどりの日を名乗っていたがための連関であろうが、折角の「昭和の日」にも拘わらず、イベントは講演とビデオ上映のみとは寂しいものである。展示も写真やお机、お召し物のほかは、御召し列車や馬車行列のミニチュア、特別展示の御料車日産プリンスロイヤルだけとはお世辞にも亡き陛下の御遺徳を示すに相応しい規模と言い難いのは残念である。大元帥閣下、現人神であられた時分の痕跡が全くないのはやむを得なかろうが、訪米・訪欧時の映像だけが矢鱈と喧伝されているのも国家元首として外交を担っておられるという位置付けは正しいとしても、不敬ながら諸外国への媚びに映りかねない。
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一寸昔のアイドル風に撮ってみました
 ここまでで所期の目的は果たしたのだが、流石に陛下の御神影を拝するだけでは幾ら「天皇陛下のお父さんは何時お亡くなりなさったの」と敬語表現は正しくなくとも臣民たらん敬意を感じさせる祐旭であっても満足はしないから、雨も上がり改めて天照大御神様の御直系であられる陛下の御加護に感謝申し上げたところで公園本体に赴くが、何と入場料がロハでここで漸く「昭和の日」を実感する。ところが既に幼稚園の遠足でかの地を訪れている祐旭がロープにぶら下がった滑車で移動する遊具を強く所望したためふれあい広場はやり過ごし、行脚の旅に出ることに。
 途上、花と戯れての撮影を経て漸くわんぱくゆうぐひろばのトランポリン擬きにあり付きひと安心したのも束の間、矢張りここではないとの主張に抗せず再び行軍すること小半時、園北端のこどもの森に到着とは、実に入口から四キロ近く歩いた換算で毛沢東も真っ青の長征振りである。
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 漸く祐旭の呼称するところの「ロープウェイ」、彫刻の森を彷彿とさせるハンモック、滑り台を満喫し、それでも森全体の触り部分だけだったにも拘わらず、旧立川飛行場の成れの果ての広大さを実感するには余りある疲労感であった。流石に帰路は園内移動車のパークトレインで西立川駅まで出て、帰途に着く。プールの時期になったら改めて陛下の遺徳に触れに訪れたい。

 最近はメーデーも黄金週間を避け前出しされているが、昭和の日に示威行為とは些か不敬であるし、そもそも「メイ」でもなくなっている。共産党系の全労連が頑なに五月一日に固執しているのが微笑ましいとも思わないが、形式化するならばもっと他に使うべきエネルギーの先があるのではないか。

4月28日(水) Your Party's Party  -政治・経済 - 政治・時事問題-

e608.jpg  一年数ヶ月前のすてきなひとりぼっちから始まった「みんなの党」は破竹の勢いで、今や第三党は疎か二大政党に割って入らんばかりの支持率の急上昇振りである。世の関係者も機を見るに敏という訳でもなかろうが、本日の渡辺代表のパーティーの、まさに立錐の余地もない盛況振りが氏の置かれたポジションを雄弁に物語っていよう。
 確かに与党時代の自由民主党からひとり飛び出したという客観的事実は凡百の、と言っては失礼だが他の「第三極」を目指す新政党に圧倒的なアドバンテージとして作用するし、氏が長年訴えかけてきた金融や行政改革の制度設計に付いては一日の長を感じさせる。
e609.jpg 反面、講演の題材であった「成長戦略」については、スローガンたる「脱官僚・地域主権」から如何に現実の経済成長に結び付けるかの具体策に欠けるきらいがあったが、寧ろ「脱官僚」一本に絞り2005年総選挙における「郵政民営化」にダブらせる方が選挙戦術的には有効かも知れない。
 政界再編の「触媒となる」が氏の持論であり、自らは変わることなく民主・自民両党を化学変化させるというのがその心だが、触媒そのものは直接に他者に効用をもたらすことは出来ない。行事が相撲を取ったり、産婆が自らお産をする様に、触媒にもまた化学変化させた物質の母屋を借りてその中に闖入する日が訪れるのだろうか。或いは触媒そのものが核となり新しい物質たり得るを夢見ることは可能なのだろうか。

 ところで驚いたのは同日発表された候補者が大学時代のサークルの後輩だったことである。遂に知人が国政選挙に出る日が訪れようとは。時は流れるもの。

4月26日(月) もうひとりの今太閤  -映画 - 映画-

 羽柴秀吉夫人経営の"議事堂"が全焼とは青森夏の陣という訳でもなかろうが、不穏である。
 勿論、少々のアクシデントではビクともしないような莫大な資産をお持ちであることは華麗なる選挙出馬遍歴からも明らかだが、07年の夕張市長選では当選あと一歩まで漕ぎ着けているのだから、ドンキホーテも数を重ねれば風車も倒れるものなのか、或いは知事選から徐々にターゲットを絞っていくとは見掛けに寄らず強かな戦術眼をお持ちなのかも知れない。
 何よりも火事ひとつで各メディアに大々的に報道されるとは、ニュース・バリューのある人物との認識が広範に受け入れられている証しであり、恐ろしい知名度と言わざるを得ない。嘗ての赤尾敏、東郷健両氏とは違った意味で、ひとつの風物詩と化したと言えよう。

 戦争映画の続き。
 ひとつは先の敗戦後、インドネシアに残り独立運動に身を賭した日本兵を描いたムルデカ17805である。17805とはオランダから正式な独立を宣言した1945年8月17日を、神武大帝即位の年を紀元とする「皇紀」に換算(2605年)した数字で、独立文書にこの記載があることから、わが国庇護下にインドネシアが独立したというのは曲解としても、同国がわが国を「解放軍」とカンコしていた証しとしてタイトルに用いられている。
 ただ残念ながら、わが国の敗戦後そのまま義勇兵としてインドネシア独立運動に身を投じた帝国兵士が居たのは史実に違いないが、淡々と挿話を繋いだだけの三國志方式で、右寄りの思想に基づき些か事実を誇張させているのではないかという当然予想される批判に耐えるだけの反証が盛り込まれているとは思い難かった。
 その点は津川雅彦氏の熱演だけが印象に残る「プライド」も同巧異曲と思っていたら、同じく東日本ハウスの製作とは畏れ入った。創業者の子息・中村力氏は青年自由党として岩手一区に議席を持ち、最後は自民党入りしていたが、今は何をされているのだろうか。
 もうひとつは夭折した大映の市川雷蔵氏主演の「陸軍中野学校」で、「幻の中野学校の実像を」とのキャッチ・コピーにも拘わらず、短現で軍人になった主人公がスパイに擬せられ、身を案じた恋人は軍のタイピストとして奉職し行方を探す内に敵国のスパイに仕立てあげられという秀逸なメロドラマで驚いた。残念ながら二作目以降はスパイ大作戦擬きの活劇ものに落ち着いた様だが、日露戦争における明石大佐を最後に情報戦に遅れを取ってばかりのわが国に警鐘を鳴らす意義は大きかったと言うべきだろう。
 残念ながらその成果は未だ少しも見られないのだが。

4月25日(日) 静かなる週末

e607.jpg 祐旭が風邪を引いたおかげで今週末はひと月半振りにゴルフ練習を除くお出掛けのない怠惰な二日間となった。
 確かにこのところ昼間は暇でも職務従事時間の長い日々が続いていたから、写真印刷やビデオ編集、或いはコラム執筆にメールの整理とわが家のPCに向かっての雑務整理は進んだし、平日の外出が減った分充当すべき貴重な時間が減りつつある読書にも勢を出すなどそれなりに有効な余暇の活用にはなった。ただ生来せっかちでのんびり過ごすことに耐えられない質なので、何等かのイベントをこなしていないととんでもなく無為に時間を費やしているかの如き切迫感にかられ、ダビングしたまま放置してあるCDを奏で、かつTVを見ながら子供と卓上ビリヤードに興じたり、PCが固まると待機時間が勿体なくてキーボードを弾いてみたりと聖徳太子の如く振る舞っては、結局昼間から麦酒を煽りマッサージ機に身を委ねて寝入って仕舞ったり、余計に自堕落に陥って仕舞う。
 子供とお出掛け博物館の類も粗方行き尽くして仕舞ったし、単身赴くゴルフ以外に何か新機軸を切り拓かねばなるまいと決意を新たにする今日この頃である。

4月23日(金) 表紙を替えたら  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

 私が東大文科Ⅰ類に入学した折には既に著名な政治学者であった舛添要一氏は大学と対立し、程なく助教授を退任されたので実際に授業は受けていない。
 それからは寧ろTVタレントとしての顔出しが続き、99年の東京都知事選にも惨敗するなど似非学者風情に堕しそうな傾向も伺えたが、01年に非拘束名簿式に転じた参院比例区でトップ当選を飾ると、自身の介護体験等をベースに社労族として地歩を固め、所謂タレント候補とは一線を画す評価を得てきた。従って、安倍・福田・麻生の三内閣で年金問題はじめ厚生労働相として辣腕を奮い、次期首相候補として高い人気を誇ってきたのみならず、永田町内においてもまた好感を持たれてきたのも、宜なるかなであったろう。
 しかし残念ながら、今般の"ますぞえ新党"では失礼ながら馬脚を現したと揶揄されても反論は難しいのではないか。確かに氏が二度目の当選を飾った07年参院選の時点で存在しなかった改革クラブに移籍するのは法的には可能であるが、比例選出であるが故に自民党に戻れない自民党補完勢力と、次期参院選の公認から外されたはぐれ鳥を集めて、取り敢えず年間12千万円に至る政党助成金だけは確保して参院選に臨もうとは、余りに虫の良い算段ではなかろうか。
 相前後して発表された自民の元巨人軍監督・堀内恒夫氏、民主の落語家・桂きん枝氏という候補者の顔触れを並べてみても、正直なところ政界の人材不足だけがクローズアップされかねない状況だからこそ余計に、安易な新党旗揚げには残念でならない。
 人間に「旬」というものが存在するのだとすれば、或いは昨年の自民党総裁選立候補を見送った時点で氏のそれは過去のものへと矢印の向きを変えていたのかも知れない。

 前原大臣の言動には必ずしも肯首し難いものも少なくはないが、道路は作れ、割引も維持しろでは、流石に氏ならずとも怒りを禁じ得なくなったとしてもやむを得なかろう。
 勿論、「高速無料化」を謳いながら、料金体系の簡素化との大義名分こそあれ、実質的な一部料金値上げに帰結したのはマニフェスト違反の責に問われても仕方ないが、肝心のその原資を道路整備に転用させたのも「党」の意向なら、今般の法案提出後の横槍に駄目を押したのもまた政府・与党一元化の下にある筈の党であったとは、諮問会議を吊し上げる自民党政調の構図と何等変わっていない。
 事態は既に政策より政局の様相を呈しているのではないか。

 今週はハードでした。心身の健康に留意しましょう。

4月22日(木) そのままでは居られない  -海外情報 - 中国-

e606.jpg 上海万博イメージ・ソングの盗作騒動には恐れ入った。確かに芸術作品の剽窃には判断に悩ましい要素もあり、小林亜星対服部克久騒動においてもアプリオリに盗作とは決め付け難い類似度だったが、流石に今般はオマージュやレスペクト、更には単なるパクりというレベルをも超越しており、全く同じ曲としか表現の仕様がない程にクリソツである。
 しかし国家の威信を懸けた万博を代表する楽曲であり、幾ら特許権・著作権の概念に乏しいとされる中国においても流石に許容することは出来なかったのだろう。それでも改めて別の楽曲を用意するのでなく、作曲家より前に国家として公的に盗作を認めて仕舞うとは、嘗て本田技研が余りにバイクを精巧に模倣されたために、当該違法企業を正式にOEM先として契約せざるを得なくなったというエピソードを彷彿とさせる。
 結果的に岡本真代氏サイドとしては改めて「そのままの君でいて」を収録して作り直すこととなったベスト盤の大いなる事前PRになったし、相応の使用料が手に入るとなれば濡れ手で粟ではあるが、「光栄です」とは大人の対応であったとしても些か人の良さにも過ぎるというものだろう。
 少なくとも先ずは盗用という行為に抗議の姿勢を示した上で、素直に非を認めた先方の姿勢には一定の礼を尽くすという段取りを踏むべきであり、メディアもこれを一概に美談と報ずるばかりではコピー天国中国への戒めにならないし、大国として法整備を進める中国当局にとっても良薬たり得ないという点で望ましくない。常に笑顔で鷹揚に構えるのが望ましいのは同一民族間に限られ、時には夜叉たり得なければネゴシエーションが成立しない生き馬の目を抜くような国際構造に、わが国はもう少し自覚的であるべきではないのか。

4月21日(水) 地方の反乱  -政治・経済 - 政治・時事問題-

e605.jpg「地方の反乱」という表現は正しくないのかも知れないが、今度は地域発の新党がふたつも誕生した。
 嘗て70年代にTOKYO(東京、大阪、京都、横浜、沖縄)と称された革新首長が続々と誕生した際、或いは新進党が地方戦略として所属議員の首長選進出を後押ししていた頃にも「地方発」が喧伝されたことはあるが、前者こそ保守対革新の構図が鮮明だっただけに自民党の危機感は大きかったろうが、後者の時分には往々にして議会はオール与党化し、偉大なる試みは結局不発に終わったのは記憶に新しい。
 ただ何れも過去例が中央の政党構造と連動した動きだったのに対し、今般はそれとは一線を画した形である点が注目される。確かに「日本創新党」の山田党首、中田代表幹事ともに元衆院議員であり、お馴染みの顔触れとともに野心満々であり続けたのは事実であり、早くも現政権が秋波を送っているのも立ち位置が明確でないことに由来している。そういう意味では大阪という地域政党に絞った「維新の会」の方がより斬新かつ不気味ではあるが、ともに一定の清新性は醸し出そう。
 然るにでは今何故雨後の筍の如く新党が現出するのか。背景には既成政党への不審があろうが、単なる野党の多党化では巨大与党を利するばかりであり、恐らくは参院選の先にある政界再編=民主分裂を所与の要件と看做する、莫とした合意が広く了解されているからではないのか。であるならばこの参院選に名乗りを上げ、一定の結果を残しておくことが再編レースへの第一の切符を手にするとの目算に立つものだろう。93年の様な凡そ政治に関心の無さそうな層までも捲き込んだ熱狂には程遠いが、政治に何か得体の知れない躍動感、面白さを感じさせるのが良いことなのか、或いは政治が過度に注目を集めるのは国家の不安定さを裏打ちしているだけなのか、参院選はひとつの回答を齎して呉れるのだろうか。

4月20日(火) 引くも進むも  -スポーツ - 野球全般-

 1492試合連続全イニング出場の偉大さは第二位の三宅秀史氏の700、米大リーグにおけるカル・リプケン氏の903と対比するまでもなく、その偉大さは人後に落ちないし、既に世界的に全試合出場よりも適度な休養を重視する風潮が一般化する中では空前絶後であろう。
 勿論、右肩を傷め明らかに守備に支障を生じている42歳の外野手を起用し続けることへの批判は少なくなく、最期はスタメンに出て二打席で交替しながらルー・ゲーリックの連続出場記録を更新し、全試合出場のまま引退した衣笠選手の引き際が余り見栄えのよくなかったことに鑑みても、妥当な判断だったと言えよう。
e3.jpg  心配なのは金本選手も記録を励みに精進を重ねて来たのだろうから緊張の糸が途切れることで、リプケン氏は自ら欠場を選択したことで更に三年間の現役生活の命脈を保ちはしたものの、休みがちな凡百な内野手を超えるものにはならなかった。
 幸いにも間もなく始まる交流戦ではDHでの出場も考えられるから、当面は代打で連続出場を継続することに活路を見出だしていくのだろうが、何れ訪れるであろう欠場の日は如何なる形を以て表れるのだろうか。

 楽天初の東京ドーム主催試合をスイートで観戦する栄に浴する。試合自体はそっちのけで懇談していたが、ランディー・ジョンソンの長身を拝察したのは幸いだったし、野球評論家として解説者の役割を小なりと雖も務められたのはホスト側の役割に些かは寄与出来たのではないか。ウルトラ・フリークよりは野球オタクの方がまだ仕事に役立つという数少ない例示。

4月19日(月) また会おね

e3.jpg 友人の奥様の実家の経営する赤坂の中華で久々に大学時代の友人十名が集結する。国内26大学(当時)に蔓延った謎の国際交流サークルの近隣世代のその後の足跡を追ったHPを約14年に亘り運営してきたが、流石に昨今は更新も滞りがちで、寧ろ本日の音頭を採った御仁のメーリング・リストの方が賑わいを保っており、今般はそのメール内での呼び掛けから成立した経緯がある。
 産官学に外資あり金融あり、流石に多彩な面子構成で話題は民主党政権から経済界人事、或いはドーナツ・チェーンの経営、転職に先端技術と尽きない。一様に家庭を持ち、保育園の待機児童の順番は寧ろ付加価値の高い=所得の高い家庭からにすべきとの、経済合理性には叶っていても些か国民合意とは程遠そうな主張が飛び交っていたのには時の経過を感じざるを得なかったし、皆従前より幾分人の話しを聞かなくなりつつはあったが、楽しいひと時であった。
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 このところこうした集まりも少なくなったが、昨日も同じくサークル仲間とのラウンド、更に永田町絡みで合流する宴席も予定されているので、今週は旧交尽いている。
 九ヶ月振りの二週連続芝刈りに大いなる期待を抱き、前半こそ先週からの手首巻き打法によるウッド、アプローチの好調に支えられ50を切れる勢いだったが徐々に崩れはじめ、後半は実に七ホールがトリプルという悲劇。運転のため昼間に爆飲出来なかったのが災いしたのかも知れないが、結局一発しかドライバーが当たらないのではスコアにならない。
 旧交は温まったがお寒い結果。間を置かず再戦を期したい。
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