コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月31日(木) 墜ちていく岩石  -育児 - パパ育児日記。-

c836.jpg 祐旭が何時の間にか「きかんしゃトーマス大図鑑」に掲載されているキャラクターの太宗を覚えていた。勿論、字は読めないので毎度父母に名前を尋ねている内に耳で体得したのだから子供の吸収力は恐ろしい。その中で最後を飾るのが岩石のボルダーという特異なキャラクターで公式サイトにも掲載されておらず父が「本当に出てくるのかなぁ」と呟いていたのを度々耳にしたからだろう、頁が来る度に一人で「ボルダー出てくるのかなぁ」と懐疑を示している。そこで第130話「いわのボルダー」を含むDVDを借りてきた。
 そもそも「きかんしゃトーマス」は意地悪乃至は失敗をしでかした機関車なり車両なりが、トーマスかその仲間達の心意気に魅せられて改心若しくは反省するというのが基本的なパターンであるが、一話10分にも満たないので非常に話の流れが速く、一方でトップハムハット卿という禿頭にシルクハットの人物が登場するがオーナーかと思うと単にソドー島の鉄道局長だったりと、古き良き時代の英国身分社会を体現するが如き描写もあり、一日一話の帯番組に似つかわしく8本連続で観賞していると乳幼児でも飽きるし、とくに第130話は石切場の過開発により山の守り神風情のボルダーが落ちてきて鉄道路線に大被害を与えるという自然保護と山岳信仰が入り混じったテーマなので、折角ボルダーに会えたのに祐旭も今ひとつ釈然としなかった様だ。

 ところで第130話収録商品には二種類あったのでわざわざDVDとVHSで双方を借りてきた。そのこころは後者は相当に古い逸品だったため「レンタル専用」記載がなく、即ちダビング可能を意味していたからである。不覚にもHDDRを導入するまでデジタル機はDVDは兎も角、VHSもダビング出来ないとは全く知らなかったが、デジタルTVが1回のみ録画可能であり、かつその見直しも遡上に上っているのであれば、同じ私的使用である限りビデオもダビング出来ておかしくない。現実に違法複製商品がアジア各国を中心に出回っていることに鑑みればやむを得ない措置なのは判るが、折角のHDDRも宝の持ち腐れとは言わないまもの「ザ・祐旭公資」の編集や自らの成婚二次会「踊るYMO」の保存用DVD化などその威力を持て余し気味だったところ、漸く真価を発揮する機会が訪れたかと思いきや余りに古いVHSだったためすっかりテープが擦り切れており、ダビングは愚か視聴にすら値しない始末だった。飽く迄コピーガードを破るのが違法で防御されていないものをダビングする分には、厳密に言えばレンタル用でないビデオを貸し出していること自体に問題はあるのかも知れないが、当方に落ち度はないので悪いことは出来ないものと恐れ入る謂れはないのだが、なかなか棲み難い世の中になったものである。

8月30日(水) 52年たったらまた会いましょう  -ニュース - 五輪招致-

c835.jpg 2016年の夏季五輪には東京が立候補することとなった。五輪の如き国家事業の誘致の都市再開発に与える影響は首都高速を始め現在の東京に残る五輪の痕跡を見れば明らかだし、単なる経済効果以上の活性化の効用を齎すことは昨年の愛知万博の例が記憶に新しい。実際、各種目の会場が分散し過ぎている点が不利との指摘はあるが、であるが故に開催が決まれば首都高のボトルネックの拡幅はおろか中央環状の早期完成、圏央道の事業化、成田・羽田両空港の発着能力の拡大とアクセス道路・公共交通整備等、交通の利便化は図りしれまい。従って、居住者としては非常に喜ぶべき事態なのだが、翻って道州制をはじめ中核都市を梃子に再配置までも視野に入れた地方分権、地方再興が次期政権の大きな課題と謳われているこの時期に、00年に東京有利と見られたサミットを敢えて沖縄に誘致した様に、国家としての何等かの意志が働いて然るべきではなかったかとの疑問は残る。勿論、配慮を加えても土地・施設等条件比較すれば東京の優位は動かなかったし、そもそも08年が北京である以上16年のアジア開催自体可能性が低いことは容易に想像出来、投票までの3年間の経済効果に過ぎないので注目度も低いのかも知れないが。

8月27日(日) どすこいどすこい  -地域情報 - 阿波踊り-

c831.jpg 今年も高円寺阿波踊りの季節になったが、昨年から日にち固定から8月最後の土日の曜日固定に変更されたため席取りを試みることとした。公的には禁止されているのだがどう見ても行われているし、折角休日なのだから実施地元居住者としては昼間を活用しない手はない。そこで昼過ぎに高南通りに出てみると確かにチラホラと歩道にビニールシートが見受けられるが、どうやら車道との境目ギリギリに張るのが流儀らしいので開いている店舗の真ん前だが私も倣ってみる。特段何も言われない。このまま放置すること数時間、お料理番組の如くこちらでございますと夕刻再訪すると既に辺りは著しく賑わしいがわが青いシートは確かに存在していた。ここで放送に耳を傾けると「17:15の道路規制に伴いゴザを引くので皆さんの引かれたビニールシートはその時点で撤去します」と宣っているではないか。しかしながら皆臆することなく腰を据えたまま微動だにしない。そこで私も展開が読めぬまま先達に従い草鞋を脱ぐこととした。18時の開幕までまだ一時半もある。
c829.jpg 事態が風雲急を告げたのは車両進入禁止を目前にミニパトの姿が目立つ様になった17時を回った頃であろうか。各人こぞってこれまで尻の下に眠っていたシートを持ち上げ一歩また一歩と車道に身を乗り出しているではないか。どうやらゴザが車道に配備された後の占有権を得んがために獲物を狙う鷹の如く光景が現出しているのである。即ち公式に席取りは認められていないが、ゴザ席を確保するための優先権を得る"順番取り"は長年築かれた秩序として黙認されており、非常に判り難い比喩ながら嘗てプロ野球のドラフト制度が入札制でなく指名順位の籤引きだった際に、籤を引く順を決めるための予備選を行っていた様なものである。詰まり勿論早めにシートを引くことも重要であるが、要はゴザが引かれた瞬間に何処に立っているかが鍵なのであり、結果的に歩道最前列を確保した後は洞ヶ峠を決め込んで、余り直前に登場して後続者の不況を買う程ではなく余裕を持って出陣し、最前列を一人で大人二名枠分確保した私の行動は非常に合理的だったことになる。
c830.jpg 蓋を開けてみれば乳児二人を抱えた妻の登場が遅れて気を揉み、やっと現れたかと思いきや良い席過ぎたために辿り着くのに一苦労で、身動きが取れないので麦酒で膨らんだ膀胱を開放することもままならず、程なく雨が落ちてきたので引き上げざるを得ず、肝心の阿波踊りを優雅に観賞することは殆ど叶わなかったが、一度は間近で眺めてみたかったし見物のノウハウは取得出来たので後世のためにここに披露するものである。
 第50回の記念大会で人手こそ多かったが、前夜祭が省略され二日間に実質短縮されたのは財政不如意に由来するらしく、来年は地元文化に貢献するために一人伍千円也の桟敷席の購入も検討対象としたい。

8月26日(土) 江戸の華  -育児 - パパ育児日記。-

c827.jpg 海自海保陸自大演習と危機管理尽いているところで消防博物館も制覇してみることとした。
 来訪者は海外の消防関係者かと思しき研修視察の方々以外には数える程だが、都心の一等地に風光明媚な、5階にはヘリコプターも屋外展示され、北島三郎が現れそうな江戸の町火消しから現代の化学的消防に至るまで懇切丁寧に紹介した建屋が存在するとは流石東京消防庁である。歴代消防車も大挙して据えられているので子連れには大変な穴場で、「ジャミラが消えちゃうの」と心配気に連呼していた祐旭も非常に興奮した様子だった。因みにウルトラマン第23話「故郷は地球」に登場する怪獣ジャミラは仏国ロケットの打ち上げ失敗により惑星に漂着した宇宙飛行士が怪獣に変貌し地球に帰ってきたもので、水のない星で生き長らえる体を取得した替わりに最後はウルトラ水流を浴びて溶けていくという哀しい物語である。
c828.jpg 結果として視察と社会科見学とゴルフと子育てに明け暮れた夏休み最期の休日に相応しい一日だったが、地階は四谷三丁目駅に直結しているので当然土産物を物色することになり、何もここで買わずともと逡巡したが結局はトミカのレスキューシリーズから一台購入して仕舞った。そこでハタと気付いたのだが、陸自広報センターを訪れた際にお土産が画竜点睛を欠いていると不満を抱いたのはトミカが存在しなかったからではなかったか。子供にとって車は異形であればある程目を奪われるもので、だからこそ緊急車両に限らず工事用車や道路作業車が人気を博すのである。当然戦車がラインナップに並んでいれば垂涎の的であるのは疑いないにも拘わらず影も形もないのは、矢張り戦力の存在を子供に見せたくないという絶対平和主義の賜物なのだろうか。調べてみたら70年代にはコンバットトミカ・シリーズが存在し現在では一台壱萬円を超すプレミアムで取り引きされているらしい。幸い10月には軽走行機動車が発売されるということなのでタカラトミー社の今後の英断に期待したい。

c826.jpg プラレール熱も随分と冷めてきたところで一旦は見送ったトミカ・プラレールビデオ2006だが、頒布終了となると欲しくなるもので久々にYahooオークションに手を出して仕舞った。
 しかし昨年は時節柄か「トミカ・プラレール万博」と名打ってストーリー仕立てだったのが、今年は個々の商品紹介を繋げただけで販促Vなのだから当たり前と言えばそれまでだが宣伝臭が強く観賞に耐えるものではなかった。一年で劇的に商品が進化を遂げる訳もないのでやむを得ないところか。

8月24日(木) 守りたい人がいる  -政治・経済 - 国家防衛-

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 2002年以来4年振りに陸上自衛隊富士学校を訪れることとなった。と言っても今度は2泊3日の体験入隊ではなく、毎年あと一歩で機会を逃していた火力大演習である。
 平時はゴルフ列車の特急あさぎり1号が満席かつほぼ総員御殿場下車、会場である東富士演習場畑岡地区に到着すると既に椅子席はなくゴザの上にて腰痛には辛い身の上である。1020(ひとふたまるまる)より前半は個々の火力装備の紹介でいきなり雲の切れ間からF2支援戦闘機が覗いたかと思いきや既に攻撃後で地上で火花が上がりスタート、音が激しい噂に聞こえた割にはまあこんなものかと高を括っていたらトリを飾る90式戦車の砲弾に度肝を抜かれた。生憎の曇天のため空挺団の降下が割愛されたのは残念だったが、後半はヘリ偵察に始まり敵攻撃力を漸減させ敵陣を攻略するまで、様々な火力、各科協同による戦闘様相の演習で懇切丁寧な説明こそあれ着弾の様子を撮影している隙に74式と90式計8台の戦車が主砲を発すると飛び上がらんばかりの迫力で、一度は是非見るべきとの前評判に偽りのない盛り沢山な演習を満喫出来た。
 しかし帰路は施設大隊設置の、これも演習の一貫である架設橋を渡りTAXI乗り場の辿り着くだけで30分、これ程の盛況とは予想だにしなかった。平日のため寧ろマニアよりは政治・自衛隊関係者、或いは地元対策の観点からか親子連れが目立ったが、TVゲームが流行るのも特撮・戦争映画に興奮するのも是非の問題でなく戦闘に血湧き肉踊るカタルシスを覚えるからであるのは誰しも否定出来ない。実際4種の誘導弾が紹介される中、旧式の64式対戦車誘導弾こそが最も脳裏に浮かぶ戦闘シーンに似つかわしい光景であったが、現実には砲弾が大きく速度も遅い、かつ直線弾道の判り易い砲弾というのは既に使命を終えつつあり、最新兵器に至るに連れ実感に乏しくなっていく。それでもなお戦力を国内外に誇示する必要性以上に、戦争は宜しくないので究極的に武器をも廃絶されるべきと思うか、或いはこの平和を守るためにこそこの戦力の意義を再認識するかは個々人の自由として、実際に生の戦力とその使用情景を国民の多くが目にすることは非常に意義のあることではないろうか。

c825.jpg 午後は同地から程近い富士スピードウェイに足を伸ばしてから帰路に付いた。所詮人間の身体能力よりは技術の総合力に過ぎないからという訳でもないのだがモータースポーツという範疇には全く興味がなかったしこれからも無いだろう。それでも遥か昔スーパーカー・ブームの際、テレビランド・テレビマガジンの類にフル規格と短絡コースがあると紹介されていたサーキットが恐らくはこの富士SWであったことが、歴史の証人と化した旧バンク路を見た時に記憶が甦った。その程度の知識でマイクロバスにてコースを周回し表彰台で記念撮影とはマニアにすれば噴飯ものだろうが、演習場にも遜色ない広大さには圧倒されたし、こちらも一度はレース開催時に訪れてみる価値はあるのかも知れない。

8月23日(水) 姿勢のよい男  -ヘルス・ダイエット - 体質改善-

c821.jpg 久々に腰を痛めて仕舞った。恐らく今月初に乳幼児用プールで父は通常の半ズボンなので濡れないようにと膝を曲げずに祐旭を抱えた際に鈍痛を覚え、その際は大事に至らなかったのだが、ゴルフで左足首を痛めて右半身の負担が高まり、更にこの日祐旭を長時間ダッコしていたのが覿面に響き、蓄積が許容限界を超えたため俄かに激しい痛みが生じたものと推察される。
 02年の正月に初めて耐えられぬ程の腰痛に見舞われ、しかも丁度車を借りてきたところだったので自ら運転して河北病院に駆け込むという間の悪さだったが結局はコルセットと痛み止めを貰って安静にしているというだけだった。今回も主宰の視察を控えていただけに何か特効薬はと縋るが如き思いで最寄りの医者を訪ねたが、散々痛い姿勢を取らされレントゲンを撮って腰骨に突起が見られるが貴方の年齢では早過ぎると脅された挙げ句、危惧した通り或いは予想された通りに回答は痛み止めと安静だった。
 温浴と湿布も功を奏したのか幸い翌朝には大分と痛みも引いたが、対策としては猫背にならぬよう"上を向いて歩こう"も重要ではあるが、矢張り体重を落とすことではないか。とくに腹回りが発達しているため脂肪の輪の上にベルトを乗せている状態で腰に負担を掛けること夥しい。まずは財布やら携帯電話やら果てはカメラまでズボンのポケットに突っ込むのを控えるのが先決かも知れないが。

c822.jpg 誕生二ヶ月半にして寝返りの練習を開始した公資だが、随分とよく笑うようになってきた。勿論、くすぐられた時の祐旭の如くゲラゲラと声を上げて笑いこける訳でもないし、何をすれば笑顔になるのかまだはっきりとしない感があるが、笑顔が頻出すると親もあやし甲斐があるというもの。子供は愛玩されるべく造られそのプログラムの一貫として笑顔も組み込まれているのだろうが、理屈を充分理解したとしてなお子供に限らず笑顔は人を心平らかにさせることを実感する。

8月21日(月) 栄冠は誰に輝く  -スポーツ - 高校野球-

 第88回全国高等学校野球選手権大会は早稲田実業高校の優勝で幕を閉じた。勿論春夏三連覇に後一歩及ばなかった駒大苫小牧高校も立派であるが、常軌を逸する打撃力とエースを温存する戦い振りが一戦必勝の甲子園大会に相応しいとは言い難い余裕に映ったのに対し、一人の大エースが悲壮感を以て全試合を投げ切るという、高校生本人の健康と事後の野球人生命に照らせば必ずしも望ましいのかは判らないが、少なくとも実に一般的にイメージされる由緒正しい高校野球らしい戦い振りで栄冠を勝ち得たのは、入院加療に努める王ソフトバンク存在への何よりの激励の意も込め、実に美しい結果だったのではないか。
 しかも和泉監督も一躍時の人となった斎藤佑樹投手もインタビューの受け答えも含め非常に立派であり旨かった。わが長男と同じ"ユウキ"かつ佑と祐もほぼ意味は同じと親しみも湧き、思わず早実に入れたくなって仕舞った。まだ幼稚園も決まっていない段階で随分と先の話だし、そもそも早大に概ねストレートで入れる大進学校となった早実が入れて呉れるかも判らないのだが。

 製紙に紳士服という、一方は歴史と伝統ある、また一方は対個人サービスの老舗産業において所謂日本的でない敵対的買収という行為が生じ、かつ何方も芳しくない結果に結末を迎えようとしていることは、一寸前なら株主利益の極大化に反するわが国商習慣の前近代性と指弾されたのだろうが、今や寧ろ短期的な経済合理性のみに左右されぬ評価基準といった好意的な見解も少なくなくなった。であれば企業再編を円滑化させる法整備、過度の規制の緩和等を推進するのと同時に、日本的経営の何処に理があるのかをまず我々自身がよく理解し、かつそれを国内外に判り易く伝えていかなければならない。残念ながらまだそれを旨く表すことは出来ないのだけれど。

8月20日(日) 山の雫をどうぞ  -グルメ - ドリンク-

c820.jpg 夏は喉が渇くので家には麦茶を欠かさぬ様にしているが、お買い物に出掛けると清涼飲料に手を伸ばして仕舞い結果体重の増加に大いに寄与することになる。通例では風呂上りは麦酒が好まれるが恐らくは根っからの酒好きではないのだろう、私は寧ろ甘い炭酸飲料を飲みたい。
 中でも最も嗜好に合致するのはMountain Dewである。柑橘系飲料に分類されるが要はコーラを甘くした様な味で今でもサントリーの自販機にはひっそりとラインナップされており、家の近くには500mlを100円で販売している良心的な自販機が存在していて気が向くと購入していたが今日訪れると消滅していたのは非常に残念である。ペプシコのMountain Dewに対してコカ・コーラにはMellow Yellowがあり7upとスプライトの関係と同様により甘味が強かったと記憶しているが、わが国市場から消えて久しいので今となっては判らない。因みにチェリオのSweet Kissもこれに近かったが現在は飴の銘柄ぐらいでしかお目にかかれなくなって仕舞った。
 総じて私の味覚は際物色が強いとはいえ一定のファン層を有した筈のMountain Dew系飲料が日陰の身の上を余儀なくされているのは、恐らくは余りに甘味が強い点が非健康的に映るからではないだろうか。80年代前半に国内発売されたMountain Dew系飲料に対し、一世を風靡したカルピス・ウォーターの発売が91年、ポカリスエット等スポーツ飲料が人気を博したのもこの頃からではないか。以前上官から粥川君は裕福だったからカルピスなんか原液で飲んでいただろうと笑えるのか笑えないのか微妙な冗句を投げられたことがあったが、この文脈に沿えば昨年発売されたDIETアミノカルピスなるものは健康的というよりは寧ろ貧乏臭い感が強い。米国人が湯水の如く消費しぶくぶくと太りまくる甘味たっぷりの清涼飲料の王道復権を期待したい。

8月18日(金) りっくんに会いたい  -政治・経済 - 国家防衛-

c818.jpg 火力大演習を目前に控え陸上自衛隊朝霞駐屯地に併設される広報センターを視察した。かの反動思想の権化に無垢な乳児を連れ出すとはと日教組が聞いたら卒倒しそうだが、3D映画やフライトシュミレータ等明らかに児童生徒を主たるターゲットとした構成で想像以上に親子連れが多く、靖国参拝の帰路立ち寄った昭和館にも国民服の試着・撮影コーナーがあって驚いたのとは打って変わって、しましまタウンと同じ感覚でお約束の如く迷彩服の無償貸し出しが実施されていた。
 しかし肝心な陸上自衛隊の誇るべき実績はPKOや災害派遣等しっかり展示されているものの2階なのでどうしても人の波も遠のき勝ちで、折角日本画で描かれた名場面集も東京五輪のマラソン円谷選手の走りとなると敬虔な面持ちにはなるが何分勇壮というには距離がある。以前伺った海上自衛隊鹿屋基地がそうであった様に海自が旧帝国海軍との連続性を誇示するのに対し、帝国陸軍との訣別を隊是としてきた陸自には"過去"を提示することに拘りがあるのかも知れないが、それはそれとして徒に謙譲することなく隊員諸兄のためにも主張すべき点は是非主張してほしい。
 更には折角陸自最大の広報機関でありながら最寄の和光市駅からの案内が懇切丁寧でないというのも、確かに軍事施設が余り開放的でも困るが標識に従ってテロ行為に及ぶ人も居まいしまたぞろ反対層からの軋轢が懸念されるので控え目にという配慮かも知れないが、出来れば再考が望ましい。またお土産が食品に偏重しており嘗て私が防衛庁まで買い求めに赴いた日の丸ストラップも置いてないし、キャラクターのりっくんとあさか(ちゃん)の縫いぐるみもない。挙句の果てに祐旭に所望されて購入したのが米F-1機のダイキャストでは幾ら友邦とはいえ陸自の名が泣くというものだろう。
 とまれ文句ばかり付けたが祐旭も戦車やヘリを見て楽しんでいたし、各駐屯地には大なり小なりこの種の教育広報設備を是非併設して戴きたい。防衛庁の努力に非常に感謝申し上げる次第である。

c819.jpg 井村屋のパイン来たりて夏支度と風雅を装ってみたこともあったが、今年は残念ながら井村屋パインの首都圏市場供給が非常に少なかった様で、しかしながらそれはパインの総需要が少なかった訳ではなく、寧ろ逆でカナダドライのパイナップル・フィズであるとか、バヤリースのひんやりとろけるパイン、三ツ矢サイダー・美ら島パインなど飲料を見ても非常にパイン人気が高まっている中、赤城乳業の人気商品「がつん」シリーズのパインがパインアイス市場を席巻したが故だろう。これはこれで非常に美味だが、矢張り老舗の井村屋パインにお目に掛かれないのは哀しい。余談だが輪切りシリーズにグレープがあるのを発見したが、既に販売終了したグレープフルーツなら理解出来るがぶどうの輪切りというのは如何なものか。

8月16日(水) 旅路の果て  -スポーツ - ゴルフ-

c817.jpg ウッドの悪化に重大な危惧を抱いたため、そのラウンドで左足を溝に落とし未だ踝の辺りに鈍痛を抱えたまま練習を強行する。思えば8月に入り12日間で練習3回、ラウンド中止が2回で本番は1日だけとゴルフ漬けなのかそうでもないのか不分明な状態だが、このところ外苑付いていたため高額で有名な神宮第二球場脇を訪ねてみようかと思ったところ本日は花火のためお休みで、思い切って田無のTIME ZIP 24まで遠征してみた。
 以前は都内練習場巡りに凝っていて、西は上井草球場跡、大泉、平和台、果ては立川飛行場跡まで駆け巡ったり松ノ木やら近場を責めたりもしていたが、結局は今を時めく内藤雄士レッスンプロの御実家である浜田山はハイランドセンターに落ち着いている。というのも練習場の大半は自動車での往来を想定しているためたとえ直線距離が短ろうとも公共交通機関を用いると必要以上に往復に時間を要するからで、今般も最寄り標記のバス停にこそ辿り着いたものの彼方に網模様が顔を覗かせるだけで半信半疑近寄ると確かに都内では珍しい24時間営業、時間制打ち放題の目的地であった。
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気合いの自宅練習/バンカーもある三鷹台/わざわざ船堀へも行きました
 して練習だが、そもそも私のゴルフは距離が出ないので第二打にウッドを用いるケースが大半で順調なら次は寄せかパット、従ってミドルアイアンに終始不安を抱えながらもこれまでの2度の百切りを為し得たのも未だにハーフ60超が珍事ではないのも偏にウッドの巧拙に依っている。ところが研究の成果かアイアンが向上しつつあるのと反比例してウッドに安定性を欠いてきた。常人なら寧ろ喜ばしいことかも知れないが、これではドライバーから奇数毎11までのウッド6本、アイアンは6番からという変則極まりないセッティングが裏目に出るばかりか、極論すれば少々アイアンが乱れようともウッドが当たらなければ死活問題である。
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広さの東陽町グリーンへは何度か/不甲斐なさにラウンドの帰路八幡山で深夜練習
/今も偶に足を運ぶ芦花パークゴルフ
 そこで取るものも取り敢へずウッド再構築に訪れた訳だが、いざ打ってみるとさほど悲劇的ではないので少々コックを入れることで根元的な修正は施さず結局アプローチに勤しんで仕舞った。どうも悪い癖なのか一寸調子が出ると体得するまで打ち続けるより良いイメージのまま終わるのを優先して早々に切り上げて仕舞う。
 向正面まで180yのところ右翼側から斜めに相対しているため実測距離は短いかも知れないが飛距離が伸びた様な感覚に陥り気持ちは良かった。新しいマットにも好感が持てたが打ち易くて却って旨くなったと錯覚して仕舞うかも知れない。畢竟、練習場の差異はティー高が合うか否かの些末な要素を除けばこの程度の効能に過ぎないが、偶には気分転換も良かろう。

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ホームグラウンドの浜田山ハイランドセンタ/ショートコースもあります学校もあります
/今は亡き阿佐谷グリーン。狭かった
 歌手・平松愛理氏離婚、には特段驚かなかったが、単に「音楽家」と紹介されることの多かった旦那が清水信之氏だったとは不覚にも驚いた。しかも煌びやかなキーボード・アレンジに長けた同氏がまだ46歳にも拘わらず、あんな入道の如き容貌であられたとはもっと驚いた。
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