コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月31日(日) 過眠

 疲労が溜まっているのか土日両日とも半日以上寝て仕舞った。おかげで持ち帰った仕事も全然出来ず。

 イラク日本人人質の遺体が確認される。明らかに、前回の三人が「自作自演説」も出るまでにあっさりと解放され、かつ解放後の行状に万人が呆れ果てる状態だったことで割を食った感がある。ただご遺族には哀悼の意を禁じ得ないが、第一に、何故イラク入りしたのかという背景は究明する必要がある。それが今後この様な事態を生じさせないための手掛かりになるだろう。もうひとつは、人質事件の様な不測の事態が生じた際に、日本政府はどういう手を打つことが出来るのか、今回は残念ながらそれは見えなかった。勿論、手の内を明らかにしないがためとも考えられるが、少なくとも政府内においてその検討が為されていることを一定程度明らかにすることが抑止に繋がるのであれば、可能な範囲で対処法を明らかにすることが必要だろう。

10月30日(土) タッチ、タッチ、ここに立っち

c333.jpg 雨の中児童館のお祭りへ出向くと、要は何時も児童館に来ている小学生が相互に縁日の類の出し物をする側と、遊ぶ側に回る「児童館のためのお祭り」で、まだ歩けない祐旭の様な子はお呼びでなかった模様。児童館の職員に厳しいご指導されたりして、腑に落ちないまま早々に辞去する。
 1歳を迎え、ここ数日急速に立つことに喜びを感じている模様で、たまにすっころんで足をぶつけたりして、ヒックヒックと泣く寸前の顔になる。これが仲々可愛くて写真に撮りたいのだが、そのままにしておくと本格的に泣いて仕舞うし、あやしていると写真が撮れないこのジレンマ。古いギターアンプも廃棄したりと、危険そうな物体がわが家から順に消えてゆく。

10月28日(木) 亜細亜の島から

c332.jpg 摩国から一時帰国された方の歓迎会。最近飲み過ぎることが多いのだが木曜日のため皆自制が効いていたのか0時過にひけて、終電一本前で帰着もまた乗り越して仕舞った。幸い隣の阿佐ヶ谷で 降りたので大事には到らなかったが、ガード下を一駅分歩いて帰る。愈々高円寺も阿佐ヶ谷より遅れること幾年、ホームへのエレベーター設置工事が始るが、これに伴い寂れたガード下も再開発されるのか。24時間スーパー設立予定地とその反対運動の看板を見かけなかった気がしたのは"革新・杉並"らしくポシャって仕舞ったのか。

 それにしてもカラオケで声が出なくなった。裏声が通らなくなったのは年齢による衰えとしても、ソの音も綺麗に出せないのでは最近の曲はおろか、BOΦWYですら唄えない。こちらは喉の問題というよりは肺活量の減退が主因ではないか。昨今、子連れパーティーの類で風船を膨らます機会が何度かあったが、これが驚く程に膨らまない。煙草の銘柄を軽くするくらいでは到底対処出来ないだろう。中高弁論部時代に帰って腹式呼吸からやり直すべきか。

10月27日(水) Happy Birthday Dear Yuuki

c330.jpg c331.jpg 今週は一段落する予定だったのが昨日からまた俄かに慌しくなり、本日は休日に働いた"代休"を取らなければならなかったのだが、一転午前だけ出社することに。

 して午後は一家で東京ドームへ。早いもので祐旭も本日で1歳!。お祝い行事として「おもちゃ王国」へ出向く。平日にも拘らず混んでいてブロック、鉄道ゲージ、滑り台等の体育系の区画と、玉入れ系、文字、音楽等の座っての遊びの区画と仲々広く、祐旭にはまだ早い遊び道具も多かったが、鉄道で喜んでいる。矢張り男の子は須らく電車好きなのか。「大人のみ入場はご遠慮します」とあったが、成る程成人同士でも楽しめるかも知れないし、歩ける子供なら自由に過ごさせても危険も少なく、大人一人当たり1000円は安上がりだろう。
 家に帰って「誕生餅」。早く歩く子は早く家を出て行く、との連想から、紅白の丸餅を帯に包んで背負わせ、担いで既に歩ける子はわざと転ばせる=早く家を離れない様に、という五穀豊穣を願うわが国の伝統行事。祐ちゃんは歩くと言ってもまだ数歩だし、実際背負わせると重くてとても立ち上がれない。が形通りに転んで貰ったら起き上がることも出来ず号泣されて仕舞った。更にケーキでお祝い。これからも仲良く遊ぼうね。

10月24日(日) タイム・リミット

c329.jpg 久々に終日予定なく、児童館に行ったり公園に行ったり。昨日は歩けず悔しい思いをした(?)祐旭だが、誕生日を3日後に控え遂に本日掴まらず5歩を記録。これは「一歳までに歩いた」と言えるのか。一寸風邪を引いてから仲々立ち上がらなかったので、「記録、それは儚い」と志生野アナのナレーションが聞こえてきそうな程吃驚した。この後夜にも3歩を記録。あと2日、何歩まで伸ばすか。

 夕刻TVを付けたら突然教授がアイヌの民族衣装を着てサケを採ってるシーンが鶴田真由のアナウンスで流れてきて吃驚。「坂本龍一の日本再発見!ぼくの未来を探す旅」という番組の様だが、教授は脈略なく取って付けた様に沖縄であるとか"民族モノ"に被れる傾向があるが、幾分はしゃぎ過ぎでは。

10月23日(土) 君にも見える

c328.jpg 友人宅にてハロウィン・パーティー。湘南新宿ラインのお蔭で横浜方面は本当に近くなった。そもそも東北線から新宿周りで東海道という発想は鉄道発祥以来のものだし、上越新幹線は現在も計画上は新宿起点が変わっていない。赤羽線改良の埼京線誕生に始まり有余年、東京住宅圏の西方シフトに鑑みれば当然の要請だったろう。
 児童・乳幼児計6名が集まったがまだ歩けないのは祐旭のみ。一応靴を履いて行ったが屋外では乳母車に座ってるしかなく、縦横無尽に駆け巡る先輩方に羨ましそう(?)な視線を注ぐ。ハロウィンがお題なので生後間もなく購入しながら仲々着る機会のなかったウルトラマン装束をここぞとばかりに身に付け参上したが、肝心の品評会の際に疲れて眠りこけて仕舞い、優勝のお姫様に対抗出来ず。お父さんも何かと嘗て御成婚二次会を幾つも運営した名残の倉庫にある衣装群を漁ってみたが萎びていて使用に耐えず、何故か未使用品が幾つか発見されたアフロヘアを持参するに留め、あとは記念碑になるものを数点残し処分することとした。
 会後半は裏山に祐旭を抱えて登ることとなり息も切れ切れでした。

10月22日(金) あなた買いません

 横浜も明大・一場投手に支度金で砂原オーナー辞任。と数時間を待たず日本シリーズ第五戦の最中に阪神・久万オーナーも続く。事前に金を渡すことがよい訳ではないが、急に始まった慣行でもないし、Jリーグが美しく野球は古式蒼然といった単純な話とも異なる。金を渡す段階で契約して仕舞えればよいものを、学生は職業野球に加担出来ないといった前近代的なシステムにこそ問題がある、ということは矢張り古色豊かかも知れないが。
 ただ実際、この程度の話に目くじら立てていちいちオーナーが辞任していたらスポーツ興行など成立しなくなるのではないか。余程明治大野球部か一場投手に恨みを持つ人物・団体が居るのか、或いは反職業野球の朝日新聞らの組織的陰謀か。グループ崩壊の危機で野球どころでない西武といい、正に日本シリーズが行われている最中に暗いニュースが頻出する構造自体も如何とも残念なことだ。

10月21日(木) お疲れさまでした

c327.jpg 絵に描いた様な台風一過で快晴の中、昨日の休養で体調も万全で最後のアテンドに挑む。何度も似た様な行程を繰り返していると流石に慣れてきて高速道路の解説もお手のもので、「こちらが第二東名に繋がります」」などと恰も専門家の様な口振りだが、突っ込まれると目が泳ぐ。
 昨日中止になったためか企業展示のポートメッセは実に混んでおり、雰囲気はモーターショーの類の幕張メッセに近い。よく見ると建物が可成り老朽化しているが、アクセス路線は作ってもここを補修する迄には予算が付かなかったのだろう。
 日曜朝以来、久々のわが家に無事帰着し21時過には床に着く。

10月20日(月) 恵みの雨か悲劇の雨か

c326.jpg 流石に先週からの疲労蓄積が一挙に襲ってきたのか風邪も悪化し、夕食を挟んで朝まで眠りこける。起きると台風23号直撃のため本日の会議全日程中止の報。今日は市民参加を標榜する本ITS世界会議の正規出席者として「テクニカルツアー」なる視察モノの参加割り当てがあり残留したのだが、不意に丸一日空いて仕舞った。しかも平日台風の中では遊びにも行けない。思い立って動きが取れなくなる前に来月の次の視察アテンドもののために会社の工場、施設の事前打ち合わせを強引に入れ急行、来週もまた愛知県に来なければならないところだったので正に恵みの雨となった。聞けば会議自体もこの日は本会議等大物のない"幕間"だった様で、皇室来訪の昨日までに台風が来ていたらと関係者はゾッとしていたことだろう。本年最大の被害をもたらした台風を"恵み"と規定しては罰が当たるが、何かと前途を危ぶまれているITSに取ってはまだツキがあるということか。

 午後はこの会議に合わせて開通した新線「あおなみ線」に試乗してみる。本来なら今日はこの路線でポートメッセ迄赴く予定で混雑が予想されたが、台風で中止になった今は実に閑散としている。臨海再開発、旧国鉄貨物線の転用、JRから切り離しての高額料金、更には工業地帯イメージを払拭するためか平仮名名称と、実に「りんかい線」にそっくりなあおなみ線の起点終点を往復。打ち合わせが一本あり後は暴風雨の中、ホテルに待機した。
 新幹線も不通。必ず岐阜羽島-米原間が原因になることに鑑みれば、将来の北陸方面への分岐のため米原経由という大儀名分があったとはいえ、現に開通40年経っても北陸新幹線全通の目処が経っていない現状では、地元に強引に駅を作った大野伴睦氏の罪は小さくないと言わざるを得ない。

 夕刻、昼に乗ったあおなみ線も止まって仕舞い、階下に下りてみると地下街は軒並み閉店、高島屋も早々に閉まって何時訪れるとも知れぬTAXI乗り場には長蛇の列。夜が早いのは習慣性の問題かも知れないが、電車が少なく代替路線のない自動車王国名古屋のライフラインの脆弱性を目の当たりにすることとなった。

10月19日(火) 一億総パパラッチ

c324.jpg c325.jpg 続いて二日目だが綿貫会長を残し各先生は朝迄に名古屋を後にしたためこの日は導線一本で最早楽勝。名古屋港ポートメッセで行われるITS世界会議展示会場開会式に先立ち、朝の殿下妃殿下御視察の後ろを会長随員の顔をして付いていく。
 昨夜もそうだったが宮様の周辺には多数SPが配置され、カメラを向けると「撮影は御遠慮下さい」と指摘されるのだが、警察も立場上一般人に余り強いことも言えないのが辛いところ。我々も最初の内は遠慮していていたが、出来れば殿下御夫妻と会長を一枚の映像に収めたいというこちらの事情もある。御夫妻が「ITSワールド」を出られた瞬間の正面からのベスト・ショットは気後れして逃したが、続く企業展示館に入ると、あろうことか各社の説明員のみならず、事務局ITS-JAPANの方々までがカメラ片手に走り回っているではないか。こうなれば昨日朝、地元から早朝来訪される会長をお迎えに新幹線ホームにて待機した際に丁度日本シリーズ移動日にて遭遇した松坂投手にレンズを向けたが如く、大胆にシャッターを切りまくる他はない。
 その後、昨日は講演のため開会式張り付けだった会長が見れなかった試乗もののため長島温泉へ。俄かに雨足激しくなり折角下見に赴いたHマークに救急回転翼機が飛んでくる「Dr.ヘリ」の実現は危ぶまれたが、かの国松元警察庁長官も来ておられ強行。かくの如く関係者が多く、しかも大物盛り沢山で、社内調整に必要以上に手間が掛かるのが今回の特徴だったろう。
 再度ポートメッセに戻り展示会場の正規オープニング式典と視察を経て、愈々台風情報が気になってきたため最後の視察は飛ばして名古屋駅へ直行、慌しく会長と随行数名がホームへと走り去り喧騒は幕を閉じた。

 漸く落ち着いて「山本屋本店」で味噌煮込みうどんを食う。メニュー紹介が煩雑な上、頼んでもいないのに無用な漬物が付いてくる。これで葱しか入ってない大盛りが1600円とは高過ぎないか。駅上高島屋に入っている「山本屋総本家」に負けぬやう奮起を期待したい。以前にも書いた様な気もするが。
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