コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月31日(火) 玉葱は光らないけど

c295.jpg 全国勤労青少年会館が52億円で東京中野区主体の第三セクターに売却された、と書くと見逃して仕舞いそうだが、「全国勤労青少年会館」とは中野サンプラザの正式名称である。特殊法人改革の一環で、雇用・能力開発機構(旧・雇用促進事業団)が所有施設の売却を余儀なくされ、当然サンプラザの様な優良物件は早々に売れて然るべきなのだが、職員の継続雇用を要求したために交渉が難航、漸く10年間の雇用保証と引き換えに売価を半額にすることで折り合いが付いたとのこと。
 "雇用"を旨とする特殊法人が首切りに加担することは出来ないという論理も判らなくはないが、雇用調整にある程度のフリーハンドがあってこそ経営合理化も図れるもので、年金資金運用基金(旧・年金福祉事業団)のグリーンピアの類も含め、この手の施設が山の様に売り出される訳で、所謂「ハコもの行政」の見直し、ということになろうが、ひとくちに「売却」と決めても一朝即日には進まないものだろう。
 しかし身近にあるので余り有り難味を感じないが、中野サンプラザ自体は存外にビッグな存在である。一昔前は外タレもしばしば訪れたし、ドームや武道館が当たり前になる以前は新宿の厚生年金会館と並んで東京のコンサート会場の雄だった。ボーリングやプール場も完備し、政府系施設の御多分に漏れず 上階は宴会・宿泊施設となっている。
 因みに名古屋、札幌、広島等にも「サンプラザ」はあるらしいが、メジャーになったのは中野だけだし、恐らく雇用継続条件を飲んでも黒字経営が見込めるのもここだけだろう。恐らく経営母体が変わろうとも整理縮小されることもないだろうから、今後とも旧豊多摩のシンボル(?)として、ご長寿を望みたい。

8月29日(日) 閉幕

 五輪終了。テコンドも敗れ、マラソンでメダルは難しかろう、東京五輪には流石に至らなかったか、と思ってるところに室伏の繰上金が決まり、金メダルは東京五輪とタイ、メダル総数は新記録の史上最多となった。目出度い目出度い。

c294.jpg 軽い煙草巡りをしていたら、愈々苦しくてとてもハイライトは吸えない体になってきた。右写真は、北海道限定ゴールデンバット・スウィート&マイルドと宮城限定ショートホープ・スーパーライト。矢張り北海道限定のハイライト・スーパーマイルドもあるが、これらに共通するのは、単に味を薄くすると旨くないのか、或いは同じでは詰まらないと思ってるのか、原本と全然味が違うことで、ハイライトの味が好きだった身には美味いとは言い難い。
 しかしゴールデンバットは本来余った葉っぱを寄せ集めて作ったので安いが1本1本味が違うというのがウリで、戦中は「金鵄」に改名された由緒ある煙草なのだが、今は単に安い両切り煙草になったということか。

8月28日(土) 今年も、踊り踊るなら

c292.jpg 研修から帰ってくるといきなり阿波踊り。毎年この時期になると駅前の自転車が撤去され、阿波踊り到来を実感するのだが、今年はその暇もなかった。生憎の雨だが、祐旭には「初阿波踊り」で結構興味深気に眺めている。
c293.jpg お父さんも久々に高砂部屋浴衣を身に付けてみるが、生憎の雨で早々に引き上げざるを得なかった。よく見ると演者の中には祐旭と同世代、とは言わずとも2歳ぐらいの子供も結構混じっており、何れは一家で参加したいものだ。
 神輿も発見した(右写真)が、これは毎年出ていただろうか。

8月24日(火)-27日(金) 柏の政策

c288.jpg 「軍都・柏」に輝かしき陸軍東部第百五部隊飛行場跡、米軍接収解除後に建立された国土交通大学校・柏研修センターにて行われた、官民交流・課長補佐研修に参加した。
c289.jpg 辺りは空自通信所をはじめ、各種政府系機関、東大柏キャンパス、広大な柏の葉公園内には柏蹴球団本拠地球場も鎮座在す(左写真は飛行場門跡)。
 お題は「東亜細亜経済の発展と域内における連携強化」と希有壮大だが、本家国交省はじめJETRO、日通、慶大教授と座学が続き少々グロッキー。嘗て経団連地方懇談会の際、何故にこんなにもよく眠れるのかと不可解だったが、恰もその再現の様。申し訳程度に課題演習が与えられたが、若き課長補佐氏が開口一番「出来るだけ手を掛けずにやりましょう」。糞真面目にならない所が"民"より秀でたところだろうが、総じて研修とは官民問わずこの程度のもの、ということか。「官は潰れないので、失敗を恐れず自由に」と前段は直裁で、後段は心にもないことを述べねばならぬ苦しいご講話も。
c291.jpg  普段顔を合わせること少なく、或いはもう数年後に合わせたなら対等にモノは言えなくなっているであろう同士が四方山話に興ずる絵は仲々に楽しいものだが、3泊4日はチト長かろう。
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筑波線。手前の空間は何に?
 空き時間を利用し最寄り駅迄歩いてみたが正味40分。真に陸の孤島だが、筑波快速線の明年開通に伴い少々は緩和さる模様で、既にかの地にも宅地化の波は押し寄せている。
 個人的には、大学時代同組のS氏と実に12年振りに偶然再会したのが最大の驚き。また近年の建築のためウォシュレットが配備されていたのは心強かったが、大浴場がなうのが偶に傷。総勢27名中喫煙人口3とは、官民問わず若年層の煙草離れが進んでいることも明らかにされた。

8月23日(月) 呪縛

 起きると妻から女子マラソン「金」を知らされる。祐旭は夜鳴きして目が覚めて仕舞ったので、やむを得ずTVを見ていたとのこと。御免なさい。お父さんはスヤスヤと寝てました。
 しかし目出度いではないか。陸連関係者も胸を撫で下ろしているだろうが、これで日本中が「高橋尚子の呪縛」から解き放たれるだろう。「初日が尤も盛り上がるのではないかという懸念」という私の予測は見事に外れ、今五輪でわが同胞の活躍は驚異的である。或いはアテネの暑さが猛暑のわが国に有利に働いたのかも知れないが、「何故勝てたのか」の分析は終了後、是非綿密にして戴きたい。

 ここ一週間位、健康に留意して軽い煙草を色々と吸ってみたのだが、今日久々にハイライトを吸うと、あらまぁ実に強い。こりゃ体に悪い訳だと体感した。長期的な禁煙に向けまずハイライトを辞めることから始めたい。ところで何か軽くて美味い煙草はご存知ではないですか。

8月22日(日) テレビがやってきた!

c287.jpg お盆前にTVが崩壊した。高円寺に引っ越した時に購入したものなので約8年、一寸短い感はあるが、ブラウン管が逝って仕舞った様なので、寿命だろう。ということで過日、新テレビを購入しに行ったのだが、液晶・プラズマに売り場スペースの大半を占領されて仕舞い、 普通の"厚型"テレビは細々と命脈を保ってる感。何故にそんな高い買物をしなければならないのかと驚くが、何れにしろ今から買うなら地上波デジタルに対応していなければ意味ないので、結局29型で十万円以上と高い買い物だった。
 しかも品薄で一週間以上待たされる由。おかげで今五輪の大半は携帯小型TVで見る羽目になって仕舞った。わが家においてアテネ五輪の日本選手団の栄誉は、小さな画面とともに永遠に語り継がれよう。

 して本日遂に待望の新TVがやって来た。早速配線に取り掛かるが、果たしてアンテナ線とその分配器が現行のもので良いのか、取説を見ても全く判らない。恐らく新しいものを買わせるために意図的に判らなくしているのだろうが、時間もないので策略に乗って新しい分配器を購入、漸く取り付けた。
 するとおお!BSデジタルが映るではないか。更に番組表も配信されてくる。小さいテレビで一週間我慢した甲斐があった。しかし地上波デジタルはうんともすんとも言わない。マンションの共用アンテナが対応してないのか?しかし当マンションは杉並ケーブルテレビから配信を受けてる筈なので、杉並CATVが対応してないのか?。謎は解明されなかったが、無事五輪もBS-hiでトランポリン決勝とか、誰も見ない競技も見れる様になったので追求は改めて行うこととして、久々の大画面に満悦しました。

8月21日(土) 父と子

c286.jpg 大学時代のサークルの会合。バブル真っ盛りの90年、幕張メッセでまさに泡まみれ(?)で行われた国際会議を記念して、年に1度この時期に集まりが催されている。近年はお子様同伴可でないと会自体が成立しなくなっているため、昼間に、臨海地帯の新興マンションの共用スペースにて、と昨年に続き一世代前のドラマ仕立ての様な光景。流石に出席者の減少は覆うべくもないが、縦横無尽に駆け回る子供達の姿で釣り合いが取れている。
 で私も丁度妻に別の会合が入ったため、勇躍息子を連れて遥々豊洲まで二人旅。電車で眠れなかったので着いた早々部屋を出て、外のソファで寝かし付け。漸く眠って呉れて無事会合に参加した。1時間程眠って漸く機嫌も回復。 「お父さん似」と言われて愛想を振る舞いてました。
 来年度は幹事を拝命する様なので、まず人集めから取り組みたい。

8月20日(金) 「若さ故」

c285.jpg YMOコピーバンド「中国女」の練習。皆日程がタイトで金曜の夜と相成った。平日の夜半にスタジオに集う男女、とは若者の様だが、皆30代半ばを越え仲々練習時間も取れないので新曲が続く昨今は辛いものがある。
 終了後早々に帰る積もりだったのだが、一寸飯を、で2時間。ここまで来るとノリでそのままカラオケ3時間の終焉は4時半。本チャンの本年中に第二回公演をという公約は危うくなってきたが、体力的にはまだまだ若い者には負けないか(?)。

8月19日(木) 温泉とは何か

 一段落した感のある温泉問題だが、「風呂好き」としては見逃せない。温泉は温泉法により、「地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう」とあり、別表には○○イオン等の物質と、25度以上との記載がある。従って、単に25度以下の井戸水を沸かしただけでは「温泉」とは呼べないのだが、24度の井戸水と25度の温泉に何の違いがあるのか。
 「温泉」の語には「湯の成分を楽しみ、健康に寄与する」効用と、「大きな風呂、露天等の景観・体感を楽しむ」のふたつの側面があり、後者の効用を重視するなら、別に湯質は問われず、私の様な「露天風呂好き」には定義上の「温泉」であろうと無かろうと大差はないことになる。勿論、水道水を煮沸していた様なケースは悪質だし、補助金の類が絡んでくるので一概に看過していいとは言えないのだが、広義の温泉=大浴場と解釈して、余り目鯨を立てる必要はないのではないか。

8月16日(月) 経済原則

 拙宅の近くのよく行く店で飯。焼酎主体の飲み屋なのだが、飯が美味く、早い時間帯は空いてるので子連れで行き易い。ところが麦酒・焼酎ともにグラスが小さくなった様な、、、。矢張り経営が厳しいのだろうか。一寸寂しいが、 潰れて仕舞っては元も子もないので、プロ野球選手の年俸引き下げ問題同様に、甘受しなければならないか。
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