コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

お聞きになりますか? 98/5/31

 YMOコピー・バンドの演奏に感慨覚めやらぬ
が、現代の音楽シーンに中期~再生YMOのフォ
ロワーは多けれど、テクノ・ポップの「ポップ」
を受け継ぐ勢力は何故現れないか。需要は少なく
ない筈だが、キーボード主体のインストは力量が
相当抜きんでないと一般受けは難しのだろうか。
 なにはともあれ、「.EXE」の高沢俊一氏に
深い敬意を表します。

すばらしい日々 98/5/26

 豊田章一郎経団連会長が4年の任期を終え今日
退任する。トヨタ自動車を嫌いな人はあまた居れ
ども、それでも73歳の氏の行動力とタフさには敬
服せざるを得ないだろう。
 思えば非自民連立から社党政権、円高と円安、
構造改革と構造不況の日々。会長、大変お疲れ様
でした。これからも走り続けて下さい。

皇紀2658年の春 98/5/25

 恒例となった感もある中国抗議行動の最新の標
的は映画「プライド」。作品としては冗長、散漫
の謗りを免れ得ないが、事実には、スポットを照
射する位置によって幾つもの真実がある、という
ことを日本国民は知るべきだろう。
 映画館に入ると、何故か右寄りの席だけが一杯
ということはありませんでした。

バダヴィヤ 98/5/23

 スハルト大統領が遂に辞任した。台湾将父子に
比す開発独裁の雄も歴史は墜ちた偶像と記すか。
 しかし独立後の大統領が2人とは凄いが、日本
では未だにスハルトの積もりで、スカルノと言っ
て仕舞う人も少なくない。丸でファイターズをフ
ライヤーズと呼ぶが如し。スの頭韻以上に、恐ら
くデビ夫人の存在は大きい。

ラララ核実験 98/5/14

 と歌っている場合ではない。印パ紛争を抱え、
大国に圧迫される印度の論理にも成程一理はある
が、日本としては中国に相対するよりは、心安く
無償援助の停止に踏み切らざるを得まい。

 印度に関する逸話をひとつ。独立の闘士、チャ
ンドラ・ボースが日本に逃れ、庇護された料理店
に印度の伝統料理を伝えた。これが現在の中村屋
のカレーの原型だと言うのだが、これはどこまで
実話なのか。

「自由の風」に一票を 98/5/10

 学生の頃、一部でカルト的な人気を集めた政治
漫画「票田のトラクター」は、現在も週刊ポスト
で健在である。「理想の小沢一郎」である代議士
稲山一郎とその秘書、筒井五輪の物語だが、微妙
に現実とリンクしているところがやめられない。
 さきがけは偽装離党か、稲山を裏切る伝馬代議
士は未来の新井將敬ではなかったか、など是非一
読をお勧めしたいのだが、先般ついに中村茂の不
治の病が発覚した。宮沢りえも吃驚の激ヤセの元
総理「だわな」氏の安否が気遣われる。

4番打者 98/5/3

 武上巨人軍打撃コーチが大見得切って宣った。
「松井の4番を外すのは俺が辞める時だ」。4番
を外してアンタが辞めた方がいいのでは、と思っ
た人も少なくないだろう。
 長嶋が定着した60年代末を除き、V9時代の4
番は、殆ど長嶋、王が入れ替わりで務めている。
松井の偉大さは論を待たないが、必要以上に4番
だけを神聖視しなくてもいい。

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