コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月8日(日) 苦しくったって  -育児 - パパ育児日記。-

i96.jpg  六年前には小学校と幼稚園の運動会の梯子が生じたが、残念ながら祐旭の中学には父兄参観行事が少なく、幸か不幸かダブル・ブッキングに陥いることは無く、寧ろ役者が二人から一人に減ると、存外に運動会観戦とは間を持て余すとの述懐があった。
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 して今年は公資の運動会と、二年になって大会出場の途が拓けた祐旭の拝球とが連戦になり、選挙戦中に未曾有の二連休を目論んでいたのだが、折からの雨予報で前夜に延期が決まり、見事に重複に至る。おかげで土曜は貴重なオフとなり体力の回復に努めたが、一転して忙しい日曜日となった。
 高校受験も無いのに三年生は早々に引退し二年が主力とは学生団体も吃驚の出世の早さだが、珍しく経験者として入部した一年生に、父をほぼ凌駕しつつある立端の長さが幸いして辛くも後から来たのに追い抜かれることなくレギュラーを確保した祐旭は、初戦となる第二試合からフル出場する奮闘振りである。元より区大会と言っても四校だけだから各三戦の計六試合にひとつ置きに出番が回ってくる。
i99.jpg  ただ公立校との実力の違いは明らかで、善戦虚しくストレート負けであったが、決して運動神経に恵まれず、かつ運動部経験も皆無な父母の長男が、レシーブを明後日の方向に飛ばしつつも、時にはブロックに飛んで見事に左右を抜かれたりとコートを駆け巡る姿には、かの大松博文監督もかくや、であったかは全く定かではないものの、感慨深いものがあった。前週は新法施行に先駈けて、長野で外国人宅に民泊し農業体験等に勤しんだ祐旭も忙しい中にも気力充分の構えである。
 残念ながら一試合で練馬の某中学校は後にし、小学校に取って返すと、骨折も癒えふくよかな体格を活かして立派に馬を務めた公資の騎馬戦こそ見逃したものの、五年のもうひとつのメイン競技、恒例のソーラン節には無事間に合い、掛け声も高らかに気合い千万の舞踏を拝察するも、これも毎度ながら煩雑にポジショニングを移動するので三脚上のビデオをズームしつつ被写体に傾けつつ、巨大な望遠レンズを抱えてシャッターを切るのはひと苦労である。
i100.jpg  ここ迄で勢力を使い果たしたか、昼食を挟んで全校演技の馬橋音頭は二年生を配下に従え余裕の構えというか、指先の伸びに従前程の真剣味が感じられなかったかも知れない。
i101.jpg  登壇オーラスの徒競走は五六年選抜のリレーにエントリーされた面子に周囲を固められ、残念ながら栄光のゴール・テープを豊満な腹部で断ち切ることは叶わなかったが、赤組の大勝には貢献出来たのではなかろうか。
 そしてその結果が斎される前に、父と入れ替わりで練馬へと急行した妻から、実に第三試合において学院中初勝利の吉報が届く。選手の頭数が揃わず出場すら危ぶまれた有名進学校がギリギリ参画が叶い、それでも過去の実績からは四分六で劣勢、新聞ならば「支持者の○割を固め追い上げ」と表記されそうな前評判だったが、見事ワンセットを先取しフルセットマッチの末に勝鬨を得たのである。

 事後、出社を経て集会に顔を出す。少なくともグリーンが勝利していなかったのは、よい前兆になったろうか。

9月5日(火) 大事なく  -育児 - パパ育児日記。-

i72.jpg  園遊会で昭和天皇陛下から「随分骨が折れますか」と問われ、緊張の余りか「二年前に骨折したんですけど」と応えた柔道の山下泰裕選手のエピソードは、氏の実直な人柄を示すものとして長く語り継がれているが、何と公資が左手首を骨折して仕舞った。 体育の授業中に徒競走の選手争いに気合いが入り過ぎた結末の模様だが、早速教諭が謝罪にわが家まで訪れるとは現代の義務教育も運営側はひと苦労であろう。
 父も母も兄も骨折経験は無く、昨今はギブスもグラスファイバーに近代化したらしいと聞くが、古式ゆかしい石膏製なのは幸い二週間で解放される軽傷だったからか。
 左なのでサピックス通いにも支障はなく、ピアノを休む程度。ビニールを巻いて風呂に入るライダーマン状態のため些か左手から異臭は放っているものの、早晩ノコギリで解体される模様。大事に至らなくて良かった。

i76.jpg  先週末には目玉として報道された幹事長人事が、週末を挟んで代表代行に棚上げされ、蓋を開けてみれば無役とは、元よりスキャンダル報道という種明かしこそあれ、最初の代表はメール問題で、外相は外国人献金でと、よくよく出端を挫かれる星の元にある前原丸の多難な船出である。
 結局、覇を争った前原、枝野両氏の初当選した93年総選挙来の政治改革は、ひとつには政権交替可能な二大政党制を齊し得る小選挙区制と、中央省庁再編と期を一にする首相=官邸機能の強化として結実し、前者を為し遂げた民主党は後者で失策し、その果実を得た安倍政権がひとり勝ちと責められる皮肉な現状を招いている。少なくとも現時点でわが国は、政権交替可能だが政権交替の無い、55年体制にも似た世界を選好し、同時にそこに嘗ての派閥の合従連衡に依る疑似政権交替が存在しないことを嘆くという、自家撞着的な構図に陥っている。
 少なくともアンチテーゼの表象としての野党の存在は欠くべからざるあるが、大事に至らなければ良い、という段階は既に超えて仕舞ったか。

7月9日(日) ふたつのピアノ  -育児 - パパ育児日記。-

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 ウルトラマン前夜祭の会場として名だたる杉並公会堂には小学生時代に訪れている筈だが記憶は無い。元より覚えていたとしても公会堂自体が2006年に建て替えられているから、足を踏み入れるのは初めてである。
 恒例のピアノ発表会は収容千名を超える大ホールではなく地下の小ホールで行われるので寧ろ昨年の四谷区民ホールより小さいが、二年連続で流浪の旅に出たのは手近な座・高円寺の人気が高まっているからだろうか。
h957.jpg  一旦10時にリハーサルに赴き席を確保して引き揚げる。祐旭が中学生になった昨年から兄弟揃って第二部に移管された上に、最早二人とも重鎮の域に近付いているので登壇は17時台になる。
 今般の大きな特色は二人ともマリンバのソロが加わったことで、元より撥を複数抱えた本格派には到底及ばぬ余儀とはいえ、公資の「アメリカンパトロール」とカステラ一番でお馴染み、祐旭の「天国と地獄」は何れも自宅練習が叶わないので、却って聞き慣れていない父母の耳には新鮮だった。
 続いて真打ちのピアノは、公資はグリーグの「ノルウェイの旋律」と「パック」というこの種発表会では定番モノだが、後段一瞬脳裏が真っ白になった様で完全に両手が止まって仕舞ったことを大いに悔やんでいた。マリンバでも二人ともリズムに追い付かなくなったりと小ミスは頻出していたが、わが子に限らず皆一様に明らか顔色が変わるので、たとえ楽曲的には目立たなくても失策が判明して仕舞う。確かに能面クラツーラの如く冷徹であるよりは、若人らしき正直さが垣間見られた方が微笑ましかろうが。
h958.jpg  一方、毎度わが道を行く祐旭は「威風堂々」と聞けばクラシックの王道には違いないが、実はピアノジャック・ヴァージョンのため今年も異彩を放つ自由課題と言えよう。
 しかも太鼓腹の弟、ではなく太鼓の教諭を従えてのこちらも新機軸、股に挟む箱=カフォンとミニ・シンバルに彩られ、激しくリズミカルに演奏が繰り広げられる。わが家での演習では時に公資が膝を叩いて代役を努めていたが、なる程父も客演に臨みたかったと思わせる趣向である。
 二度のグリッサンドを超えてからは身体を左右にスイングさせ、最期の打鍵をしてやったり感満載の表情で締めたのだから、本人としても上出来だったのだろう。
h959.jpg  して毎度の連弾は、恐らくこれが杉並公会堂になった最大の利点であろう、実にグランドピアノが二台配置され、通例の狭いながらも楽しいピアノとばかりに肩寄せあっての演奏から、少なくともメイン奏者は解放されるのである。相互に手元が見えないため休符が多いと"せーの"でタイミングを合わせ難いデメリットこそあれ、わが家も文字通りの三連弾が成立した。
h960.jpg  ただピアノにマリンバで既に足の踏み場も無い教諭のレッスン部屋に、無理矢理電子ピアノを挿入して本番に近似した環境を整えた意気込みには大いに敬服するものの、残念ながら折角の二台利用が文字通り共振していたとは言い難い。
 そもそも日本国憲法並みとの表現は剣呑だが、お題は所与の「展覧会の絵」であり、著名な「プロムナード」から今更改題も出来まい「こびと」までの流れは確かに連弾向きと言えなくはないが、嘗て 「テクノポリス」に興じた様に選曲にも関与出来ればとの一抹の遺憾さは尚更残ったろう。或いは次回は星野源氏宜しくマリンバも加えて「ファイヤークラッカー」なぞと妄想は膨らむものの、練習に費やす負担に鑑みればこれが現実的な選択なのかも知れない。
 「展覧会の絵」は後続部隊が続いたが、何故「ナットロッカー」が現れないのかと壇上で訝しんでいたのはプログレ・ファンでも無いのに思い切り錯覚であった。
 花束を戴き父のお仕着せ記念撮影を経て退散する。さて公資が受験生となる来年もブラザー参画は成立するだろうか。

6月11日(日) 蝋燭二本  -育児 - パパ育児日記。-

h934.jpg  何故か至るところに格言の掲げられた長南パブリック。距離の短さと平坦なグリーンに助けられ、実に前半ロングはふたつともパーオンし、パーのみならず七番ではバーディとは出来杉君も吃驚であろう。しかもダイヤモンド・パットも飛び出し、前半の47は今期最良に他ならない。
 残念ながら後半は些か乱れたものの今年三度目の百切り、ドライバーが終始安定するとともにパッティングに救われたのは事実だが、実に黄金週間の家族ショートコースに始まった6週連続ラウンドの効用は確かに現れたのではなかったか。
h935.jpg  朝二番スタートの為流石にアクアラインも詰まることなく快適な帰路と思いきや、中央環状のコロッセウムこと大橋ジャンクションが通例にも増しての大渋滞に見舞われた。当然、中途より分かれる東名方面ばかりが混んで都心への右旋回は恒常的にガラガラなのだが、最左翼車線を愚直に歩んでいたところ、いざ分岐の最前列に至れば中央車線からも左巻きが容易に可能ではあるまいか。
h936.jpg  元より損得を勘案して悔恨の念を新たにする以前に、そもそも東名方面は左側二車線でと大書するだけでも相当にスムースに流れる筈と、道路族らしい改善提案をひとつものする旅路となったのは顔触れ故か。

 大関=α1返り咲きを狙うマンスリー場所を乗り越え、三日遅れで公資の11歳を昨日祝ったのだが、撮影芳しからず改めて蝋燭も調達し、今度はISO感度を思い切り落として臨んでみる。
 明暗のバランスに苦慮して繰り返す内に蝋がケーキに滑落し、更には灯火が薄らぎ慌ただしい中で撮影してみたが如何でしょうか。

5月20日(土) 赤絨毯を踏みしめて  -育児 - パパ育児日記。-

h921.jpg  改憲を前に70周年を迎えた日本国憲法を記念し、衆議院に続いて参議院も特別参観が開催された。
 肝は開会式のみ開かれる正門から堂々入場出来ることで、こちらは開会式のチケットを入手すれば市井の者でもご相伴に預かれるが、バッヂが無ければ決して足を踏み入れられない本会議場が開放され、しかも写真撮り放題とあらば永田町周辺居住者としては逃す手は無い。従って、土曜休日の公資とともに二人して早朝から国会へと赴いたのである。
h924.jpg  元より父には馴染みの光景であるし、自然に保守派に靡いているであろう公資にとっても極めて興味深いとは言い難いから、順路に添って淡々と進み、時に旧知の方々に邂逅して平服ながら一瞬お仕事モードが入る。
 銅像の謂われを解説したり、御休処を覗いたりの俄か国会見学アテンダー擬きを経て愈々メインエベントだが、平たく申し上げれば良い記念になったのは間違いないものの、矢張り本会議場は投票権無く闖入しても味気無いもの、と言えようか。
 ともあれ、回遊を終え導線上連なる出店で手拭いを調達し、議事堂開設以来塗り直し続けている氏名標を鑑賞し、ズラリ並んだ速記者の列に「かゆかわこうし」の速記符号を戴いて、さて退散しようかと思いきや、肝心のレゴ議事堂を拝んでいないことを危うい処で思い出した。
 踵を返して中庭を歩くと、そもそも参内に及んだ発端もこのレゴの記事であったにも拘わらず、もしさかしたら敢えて独立コーナーを設けてプレイアップする意図だったのかも知れまいが、逆に敢えて狙いを定めなければ辿り着き難いが為に、閑散とする中にレゴだけが鎮座しているではないか。
 早速レゴと本体を重ねる構図で撮影していると、マスメディアも政治部ではなく文化系のイベントの範疇で、「議事堂と子供」を題材にしたかったところ、漸く獲物にあり付いた風情である。
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(左)ニュース画面、(右)共同通信に応対
 撮影風景のみならずインタビューまで受けて仕舞い、果たして帰宅して昼のNHKニュースにばっちり公資が「小学五年生」として登場しているではないか。
 「普段見られないところが見れて勉強になった」と児童らしいコメントだったが、「本会議場」の語を用いていれば玄人はだしと映ったか、或いは不気味な小学生として採用されなかったか。その勢いで共同通信にも応えていたが、議員志望や否やはノーコメントだった様である。
 来年、学校から訪れる際には、是非国会通として同僚に一席ぶって貰いたい。

 ニュース映像はこちら

5月15日(月) ちんちんよりうんこ  -育児 - パパ育児日記。-

h920.jpg  小学生の大便は「お前うんこしただろう」等と論われるリスクと隣り合わせにある、犯罪に匹敵する一大事である。だからこそ密かな人気を博す「うんこドリル」にも、「主人公の推理によって、うんこをした人物が判明した」との例文が掲げられたのだろうが、逆に言えばうんここそは万人に共通する子供向けキラー・コンテンツに他ならず、何匹目かの鰌の「おならしりとり」の類との段違いの反響を斎しているのだろう。
 等しく隠微という意味では「ちんこドリル」も成り立ちそうたが、察するに女性版が難航するのは容易に想像が付こう。
 渋谷駅山手線ホームに30個もばら蒔かれて仕舞っては愉快犯の域を超えていようが、「アサヒビールにはうんこがある」、との出題が無かったのは麦酒が教育指導要項に存在しないから、ではなかろう。
h919.jpg 何れにしろ、公資には毎度の父の戯言に憐れむが如く視線しか頂けなかったが。

 昨年は凡そ30年振りに130台を記録したボウリング、本年は本選が宴席と重なり予選のみの賑やかしである。
 いきなり面子が足りずワンゲームに二人分投擲する重労働に見舞われたが、結果は108、112、112とゴルフでもボウリングでも成立し得る、かつ何方にしても冴えないスコアに終始した。
 相変わらずコントロールのみ重視の置きに行く投方故に身体全体を酷使しないから、数日遅れの筋肉痛も訪れ無かったのは幸いだったが。

5月5日(祝) 鯉もコースも短めで  -育児 - パパ育児日記。-

h909.jpg  前半戦の喧騒から打って変わっての静かな五連休の中日は、多摩のそうぶファミリーコース。本コースに併設でベントと高麗の2グリーン、レディース・ティまで設けられている本格仕様である。
 スタート前の待機中、巨大なバンカーに挑む練習場では身体が伸びて仕舞うのか、空振り続きで沈んだ祐旭も進むに連れ何とか回復に至る。ホール間の移動がアップダウン激しく残念ながらカートは満杯で良い運動になったが、その分適度に間隔が空いて過去二回の様に焦り打ち急ぐことも無く、所々にマリガン打ち直しの余裕も綽々で暑さの中にも快適であった。妻の方向性が著しく向上していたのは卓球の余波かも知れない。
h910.jpg  昼休憩ありでもこれまでの18ホールは流石に豊満な公資のみならず負担だったから、二回りでパー72に挑む無理はせず12ホールで満了、昼の独楽寿司まで丁度良い行楽だったのではないか。
 月三ラウンドの高い目標値をショートコースを含めてクリアしてきたが、①ワンホール100ヤード内外、②9ホール超、③移動所要1時間強程度を満たすコースが尽きてきた。
 お薦めのショートがあれば是非ご教授願いたい。

h911.jpg  屋上バルコニーに横たわり雨晒しで年々尾っぽから滅びて使い回しの祝いの鯛の如く惨状を呈している鯉幟りを、今年こそは新調しようと久々にトイザらスに赴くものの、数万円規模の御大層なそればかりでは孫が生まれるまで御遠慮したいところである。
 止むなくアマゾンで安物を入手したら今度は思い切り小振りで、結局双方担いで今年も変わり映えせぬ絵柄だった。
 はや七年目の鯉。

5月3日(祝) リカちゃんは50歳   -育児 - パパ育児日記。-

h907.jpg  黄金週間の谷間出社の昨日は午後を町田遠征に充てたが、後半戦の初日は学園祭視察、公資も愈々ターゲットを定めなければならないお年頃になってきた。
 帝都の私立中は長年俗に「御三家」と称されてきたが、今やトップランナーとの差は開くばかりで先頭集団にギリギリ食らい付くポジショニングに位置する、地名を冠する名門校である。
 午後からの出立だったため大半の出し物は数珠繋ぎ、父母手分けして行列のできる教室に並んで何とか洋弓と縁日にあり付き、思い切り身を乗り出して公資は射的に挑む。
 珍しく透いていると思ったら学校の歴史展示で、相模湖遭難事件はじめ文化祭実行委の横領や飲酒騒動など不祥事ばかりが壁新聞宜しく大書されており、政界にも多数卒業生を配しながら噂の真相的なスキャンダリズムな装いは、若き日に陥りがちな気の迷い、左翼被れの現れなのか。喧伝された「茶髪自由」もこの時期のみらしいものの確かに存在していた。
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新しい憲法を推進する制定大会(2011)
 一等地であるが故に惜しむらくは駅から遠い上に周辺街区が広く直線で移動し難いことか。ダイエットには資するのかも知れまいが。

 俄かに憲法改正が政治活動に浮上したのは愈々安倍政治の集大成に挑む意気込みか。衆参三分の二の所謂改憲勢力を維持しながら皆目不如意のままでは立党以来の党是が泣くとの焦りもあろうか。
 ただ耳当たりの良い環境権やらプライバシー権を先行させること無く堂々と9条を掲げた姿勢は頼もしいし、硬性憲法たる96条にも手を付け"普通の国"に脱皮出来れば叶ったりではあるものの、少なくとも憲法とは不磨の大典ではないという当たり前の事実に国民を覚醒させる意義は決して小さくない。真・保守の先達も高天原から見守って呉れるだろう。

3月19日(日) 19番は温泉で  -育児 - パパ育児日記。-

h856.jpg  想えば駆け出しゴルファーだった時分には妻と二人でショートコース巡りに勤しんだものである。
 歴史は繰り返す、或いは人生は螺旋階段を登るが如しと言うべきか、初心者にも至らぬわが子らとともにショートコースも第二弾が訪れる。
 三連休の中日にも拘わらず関越道は事故と自然とが入り乱れる激しい渋滞で、一旦降りて狭山環状有料道~圏央道経由再び登壇して漸く熊谷にやって来た。
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 前回の、子供達の予想を上回る順応振りに味を占め処々に100ヤードを大きく上回る、ワンランク上に狙いを定めてはみたものの、何しろショートコース仕様の上に2グリーンでは須く狭きこと夥しく、かつそれなりに樹木も生い茂り行く手を阻んでいては通常コースとは異なった難儀さが跋扈しよう。
 中でも6番最長の173ヤードで妻の4Wを借りほぼワンオンしたのは我ながら恐悦至極だったが、概ね右へ右へと腰の回らぬ保守反動主義者に終始し、ウェッジでの球の上がらない病が再び発症とは次回に向け不吉な予兆にならなければと不安が募った。
 今や背丈が父を追い越しそうな祐旭は伸び上がり過ぎなのかトップは疎か空振り続きでホールインワンの面影なく、替わりに公資が旨く球を掴まえて飛ばしていたのだから判らないものである。
h859.jpg そもそも熊谷まで遠征したのは首都圏のショートコースとしては希少な18ホールを擁する規模のメリットに帰因してが、結果としては周辺環境もコースそのものも前回に比較すれば些かの寂れ感は否めなかったろう。ただ自動車なら数分の距離に複合温泉施設があり、こちらも矢張り首都圏には希少な混浴スパゾーンが設けられていたのももうひとつの誘因であったのは疑い無い。
 失礼ながら埼玉の原野にいきなりリゾートが似つかわしいかはされとて、結論から言えば小ぢんまりとした露天風呂であり、風情はあっても湯船の数に拘るわが方には、ゴルフともども特色に凝り過ぎて何れも期待値には微妙に及ばずだったか。次回は穏便に近場の9ホール二回で攻めたい。

2月12日(日) 近付いてからがゴルフ  -育児 - パパ育児日記。-

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 昨年度は祐旭が大役で喝采を浚った学芸会だったが、小休止の今年は作品展のサイクルになる。
 本来は昨土曜日が一般公開日だったが、幸い本日も予備的に開放され、作者たる公資とともにボンドにて描かれた絵画や木工船を鑑賞する。高学年の造営した雛壇の暗幕奥を活用した光の廻廊はそれなりに見栄えがしたが、校歌に「知恵を集めて」と謳われた学芸会とは比類すべくもない。
 だから端から迅速な周回見込みだったが、わざわざ朝一番から闖入したのはその足で千葉への遠征が待っていたからである。

h824.jpg  湯沢では幾度か遊び半分回ったショートコースだが、改めて挑むとあらば先週は練習にも及び慎重な構えである。
 何しろ100ヤード内外とはいえ18ホールが鎮座在しているのだから子供達が途中でギブアップしまいか懸念されたが、案ずるより産むで祐旭は時おりナイスショットも魅せ、公資もそれなりに前へ飛ばし幸いグリーン回りも平坦なためパターを駆使して、何よりも二人とも数に拘る父譲りの性癖がゴルフという自己との闘いの競技には合致しているではないか。
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 父もスライス・モードを腰の回転で修整し、傾斜に乏しいとはいえプレッシャーにも乏しいからかパットもズバズバ決まり、打法改造中との言い訳こそあれ近来稀に見る悲惨なラウンドだった昨日とは打って変わって皮肉なものである。佩帯したのが9番とアプローチのみで美しく言えばロブ、その実上がり過ぎで今更ながらに距離の無さを痛感する羽目には陥ったが、良き調整になったと受け止めたい。
 スキー場の夏仕様のため見張らしが良過ぎてゴルフらしさに欠ける湯沢に対して、それなりに樹木が配されバンカーも誂えられた北谷津ゴルフガーデンはご家族向けにお薦めである。惜しむらくは下調べ不足で眼の前を闊歩するお馬さんに跨がれなかったことか。
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